王は孤独なるもの
「結婚あきらめた」「孤独」…。真相は知りませんが、中島みゆきさんが高級老人ホームを購入決定したとして、某女性週刊誌の広告大見出し。
偏った宿命の人を、憧れる一方でねたむ、というのが、バッシングの根底にあるのでしょうね。
女性週刊誌は、ほどほど幸せな人たちの幸せ秤なのかもしれないなぁ、と、感じています。美容院でよく情報収集させてもらっているのですが。
スターを、もちあげては、おとす。被害者を、皇族を、もちあげては、おとす。もちあげては、皆でつきおとす。
自分は、もちあげられも、おとされもしない。幸せです。
でも、それを幸せと感じられないところに、ひとの、つまらなさがあるのですよね。
同時に、面白さ。
一面からでは語れない、ひとの複雑さとわかりやすさ、愚かさと変化する輝きが、他の動物にはない魅力だと感じています。
中島みゆきさんなら、そういうところをよくご存知だろうと、ふと思いました。
私の故郷ではしんしんと雪が降っています。ですが、快晴の窓辺でパソコンに向かっている今の私には、雪面を踏みしめて歩く人たちの心持ちが、もはやわかりません。わからないということを、忘れないようにしていなければと思っています。
また変な話になっちゃいました。
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