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2006年10月29日 (日)

アレキサンダーがいなかったら?

04m

必須科目を履修させていない高校が各地にあるとのニュースを耳にして、わたしも、世界史、日本史では苦しんだことを思い出しました。

小さな町を出て大学へ行きたくて、ガリ勉!!をしたくて、そのためには、歴史教科は覚えることが多すぎて”足手まとい”という気持ちしかなかったから。

10代のわたしは、自分のまわりと目先のことしか興味がなかったから。

天皇や武将の漢字名が覚えられないので、受験では日本史を捨て世界史を選択することに。ですから、中間・期末試験のための日本史の勉強は「全くの無駄」と感じながらやっていました。単位のためだけ。徒労感がひどかった。

世界史にしても苦手でした。おもしろく説く先生もいなかったように思います。それで、嫌いな食べ物を無理やり口に詰め込むような受験勉強をしていました。

表向きは優等生ですが、心はグレていました。

受験が終わって解放されたら、やっぱり、ほとんど忘れてしまいました。

ですが、それから年を経て、ドラマやニュースに触れたり海外の人と接したりする中で、自国への関心、世界の中の自国の位置付け、その歴史に、自然と興味は出てきました。興味がおこれば、調べるし、覚えます。そんなとき、いやいやながらでも、歴史の勉強をしたことは、理解をわずかでも助けていると感じています。

受験時代、世界史嫌いのわたしを鼓舞してくれたのは、アレキサンダー大王でした。(笑。彼のイラストがティーンエイジャーのわたしにはなんだかかっこよく思えた、ただそれだけの理由です♡) 王様の絵を、机の前に貼って、必死になってました。

最近になって、映画で「アレキサンダー」を見た時には、ですから、初恋の人に会ったように懐かしく親しみを感じそしてヤキモキしたのでした(疲れました。)

必須科目の件は、こんな、感覚的な話では済まない問題なのでしょうが、人の成長に大切なこととは何か、なんのための高等教育なのかなぁ… と、考えさせられています。

・・・

昨日は、わたし、深夜、お風呂に「伊勢物語」を持ち込んで読んでいたのです。古典などに親しんで、少し気持ちを落ち着けたいと思って・・・ そしたら、

忘れていたけど「伊勢物語」は、色男、在原業平の奔放な物語でした。色好みの男女がたくさん登場~。全然落ち着きませんでした。

ただ、エロい業平のことはコロリと忘れていたけれど、

「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

といったような著名な歌は記憶にあります。中学の古典の先生が、好きな和歌を口ずさむような人だったので、その影響が大きいかもしれません。

わたしの父親や祖母達はたくさんの昔話を口伝えに覚えていましたし、父は学歴はないけれど漢詩のようなものを暗唱していて、子供心に感心したことがありました。「今の学校はこんなのも教えないのか」と、得意そうに^^言っていました。

わたしには、語り継ぐような物語、記憶は今のところ在庫にない、かもしれません。   

それこそ、今の勉強や受験の流れは止められないものなのかもしれないけれど、豊かな教育、ということを願います。目に見えないけれども確実に今に続く「時の流れ」を、感じることのできない教育なんて……。

そう言うわたしも、

「伊勢物語って誰が書いたんだっけ?」と、とんちんかんに風呂場でつぶやいていたわけですが。作者ははっきりわかっていません。さまざまな人の手で、時代を経て書き重ねられたとも言われています。

そういうところが、いかにも「物語」らしいなと感じます。

言葉が積み重ねられ、修正され、また積み重ねられていく歴史。人が生きてきて、発した言葉と、それが他者に与えた影響、その積み重ね… 歴史は面白い、あなたの発する言葉も、面白いよ。

と、今になってようやく、実感しているようなわたくし…。とりあえずここまでこれてよかった^^

・・・

「つゐにゆく道とはかねてききしかど きのふ今日とは思わざりしを」

伊勢物語の最後は、色男が病気になって、死ぬ間際の歌でさらりと閉じられます。

(最後には誰もが行く道だと、かねがね聞いていたが、まさか自分の昨日今日のこととは思ってみなかったのになぁ)

言葉はそこで終わっても、物語りに終わりはなく。それから長い間、読みつがれてきたものを、わたしが、のん気にお風呂で読んで心を動かしているとはネ。 そう思うと、小さな感動があります。

…つれづれ綴りになりました。読んでくれてありがとう

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