過去があって新しく
さて、プレ大みそか。いかがお過ごしですか^^
今週に入ってから交わし合った言葉といえば、「お正月って気がしませんねぇ」「あ、そうか、週明けはもう4日。えーと次の予定は…」 などですが、
昨日、年賀状を(はい昨日)ギコギコ印刷しているうちに、気持ちが切り替わってまいりました。
…本日より新年3日まで、鑑定と授業をお休みします。
こんなふうにきっちり休みをとるのは独立してから初めてかもしれません。 業務については、まだまだ足していきたい点、改善したい点がさまざま、なくならないのですが、
ひとまずは今このときを感謝して新年を迎えたいと思います。静かにおとそを^^
…新しい年は寅年。
寅年の方、厄年の方、寅卯天中殺の方… それぞれに転機を感じてのことか、12月にはそのようなお客様を多くお迎えしました。
迷いの多い2009年・己丑年から、思い切って変わる流れとなる2010年・庚寅年へ。
庚(かのえ)は、攻撃・前進本能の強い金性。
寅は、守備本能の強い木性。
金性が木性を剋すかたちで、変えていくというのはスムーズなことではなく、多かれ少なかれ障害があります。思い通り理解者が得られないと不安になりますし、他人を傷つけてしまうかもしれない。
ですが、剋す=意識し、弱める
というのは悪い効果ばかりでなく、
異なる考えや次元の人たちにぶつかって、刺激を受けることができる。はねかえされるものがあって、自分の言動を顧みることができる。そうしてひとは成長していくもの。
そして寅には、人間の情に満ちた断固とした世界がありますから、
「うまくいかない」、「傷つけた」、「傷つけられた」と思った人から、結果的に助けられるということも、来年はあるでしょう。目的のはっきりしない性急な変化や無謀な言動なら、止めてもらったほうが助かりますからね。
庚(かのえ)には、更新の意味があり、更新というのは、今までの行いの上に新しくなるわけで、過去が積み重なってこそ。過去を断ち切って生まれ変わるわけではないのですね。ですから、
今まで目的をもって過ごされている方はそのままに、力を尽くして協力してくれる人たちを大切にすること、
そうでない方は、目的を意識して持つということが新年を充実させる秘訣かと。目的といっても、なんでもいいのです。モヤモヤと絡まっていたこころがあるなら、風を入れ替える好機。
当然と言えば当然のこと(^^; 御託を並べるのはこのへんに…。それでは、
のんびりお正月の方も、平常通りの方も、かきいれどきの方も、
一年間おつかれさま!
皆さまの新年が、実り多きものとなりますように。願っています。
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