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2017年9月21日 (木)

ヒト。ナマモノ。

1709182先日見に行ったギャラリー櫟「長寿を言祝ぐ書展」の写真です。

中でも、93歳山内章子さんと、99歳六子さんが並んだコーナーが圧巻でした(゚ー゚)

お二人とも生活全般お一人でなさっていて、六子さんは百に届かんというお年にもかかわらずひとり暮らし。驚くほかはございません。

多趣味で、よく動きよく楽しむという姿勢がお二人の共通点のようです。

山内さんが、当教室の修了生というご縁で、この展覧会に足を運ぶようになって八年。今年、山内さんは、長年、寝床の中で時間をかけて行なっているという指や耳に刺激を与える朝の習慣を歌にされていました。

ホームで暮らす90代の方たちの思い思いの言葉にも気付きがありました。「秋と言えば…」というコメント付きで、「松茸」と大きく書かれた字がツボにはまり、見入りました。力みのない自然体な感じがよいなぁ。おなかもすいてくるなぁ。

どのような環境にいても、(衣食住の備えは必要ですが)、むやみに憂えることなく、流れに沿って生きればよいのだと教えられます。先を生きる人たちは先生なのです。反面教師と言う言葉もございますが(^_^;) 見るほうも見られるほうも、先生という意識が大切かと。書展では、毎年、元気を分けていただいて帰ってきます。

1709201…まもなく秋分の日、夜の時間が長くなり、季節が移っていきますね。

秋分の日には太陽が真西に沈み、東洋思想では、西は肉体の終わる場所をさしますので、西方浄土に住むという亡くなった人たちをしのぶ日でもあります。

昨日一昨日と、東京駅へ行く機会があり、改めて赤レンガ造りのルネサンス様式の駅舎を眺めて、今は亡き人を思い出しました。

長谷川章さん。

東京駅歴史探見 古写真と資料で綴る東京駅90年の歩み」という本を2003年に出されています。(長谷川章・三宅俊彦・山口雅人著 JTB発行)

長谷川章さんは難病で四年前に亡くなられましたが、本は今も評判がよいようです。大正3年に完成した東京駅について、それ以前の歴史から工事まで時間のかかった経緯、開業以降の歩みまで、当時の鉄道状況や関東大震災時の様子など紙面からあふれんばかりの写真資料と文字量で、眺めているだけで何かヒューマンタッチといいましょうか、ヒトの熱さが感じられてくる本です。

1709203長谷川さんは、わたしが若い頃、旅行情報誌等のライターをして苦労していたとき(^-^; お世話になった編集プロダクションの社長さんです。

社長といっても、独立したてで女性編集者の相棒一人という小さな会社で、長谷川さん自身も、いばったところがまるでなく温かな人でした。

わたしが占い稼業に転じてからご無沙汰してしまい、ふとしたことから早すぎる死を知って驚き、…人って勝手なものですね、それまで忘れていたというのに、悲しくてたまらなくなり。

それからあちこち調べて、長谷川さんがかつて鉄道雑誌の編集長として鉄道ファンの間で知られた人であることを初めて知り、携わられた本を幾つか買い求めました。

思い出せば、彼は、温厚な人ながらどこか大胆さを感じさせるところがあり、大手を相手にしてもひるまず、また人情味があり、当時、不安定感もあったライターであるわたしに目をかけてくださったように思います。少しお兄さんぐらいだと思っていましたが、実際は一回り以上年上だったことも亡くなられてから知りました。

今、出版社や編集プロダクションの方たちと、別な立場で関わるようになって、長谷川さんのように、小さな会社の立場から堂々とものを言ったり面白いものを作ろうと自発的に動いたりする人は少数派なのかな、という気持ちがあります。上から目線で恐縮です。

1709215
長谷川さんは、熱い人だったのだな。煙草を吸い過ぎだったのかもしれないけれど。

当時のわたしにもっと余裕があって、もっと色々お話をうかがえていたら、もっと面白いことが知れて学びになったことだろうに。寺の息子に生まれながら、鉄道雑誌を創刊し、職業を転々として結局本作りに落ち着いたいきさつや、台湾人の奥様とのなれそめなど、たくさん聞きたかった。と、わたしにしては珍しく過去を悔います。死ぬって何ですか。死ぬって、もう話が聞けないこと。

けれども、長谷川さんが亡くなられたから、わたしは、長谷川さんについて改めて知ることになり、そうして長谷川さんのことをもう二度と忘れないのですね。死って、不思議です。

最初から忘れていないことがあります。親しい方が亡くなられて、長谷川さんご夫婦と一緒に葬儀に参列したときのことです。

帰りに電車で、喪服の三人、ボーっとしていて。

わたしも"KY"なんでしょうね、週刊誌の中づり広告で、お偉いさんスキャンダルの下世話な見出しを目にして、ふと口にしてしまった、

「女体盛りって… なんなんでしょうね」という問いに、

長谷川さんは、鷹揚にボソッと、

「…生ものなのにねぇ」。

そう答えられた口調というか音調というか、うまく説明できないですけど、忘れられないのです(゚ー゚)

1709202人間、何が脳裏に焼き付くかわからないものですね。それで、女体盛りの話題が出ると、長谷川さんの言葉と表情をいつも思い出していました。そんなことで覚えていて! 長谷川さん、ごめんなさいm(__)m、これからもずっと覚えていますよ。

家族、友だち、変わり者の上司、早くに亡くなった人たちのふと口にした言葉や表情を、ずっと覚えているわたしとして、わたしは長生きしている意味があると考えているわけです。死者を友として今支えられていることが、わたしなりの「前向きさ」と、とらえているわけです。長々書きました、夜長の日々間近ということでご勘弁(゚ー゚) 「東京駅歴史探見」チェックしてみてください(^.^)



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