ジェラシー
そうは言っても(先日の続き)、好きな相手の言動は、ヒジョーに気になるものです。嫉妬という心は、脳のどのあたりから生じてくるのでしょう。なんのために? ねぇ。
手相から、嫉妬心の強弱ははかれます。主要線でいくつかあげると・・・
まず、感情線(小指の下から人さし指方向へ伸びる線)が長い人。人さし指の付け根の丘(木星丘)へ深く入り込んでいる人です。愛情が濃すぎるのです。相手を自分の管理化におきたいというエネルギーが発揮されます。
また、感情線に乱れがあると、心もちぢに乱れやすいものです。
それから、運命線(手首やその他下方向から中指へ向かって上昇する線)の濃い人。自分中心的に生きる人です。よくも悪くも自分が主役ですから、相手の勝手に寛容とはいえません。
結婚線の濃く長い人もヤキます。パートナーとの絆感覚が強いため、相性のいい恋愛や結婚であれば最高なのですが、悪く出ると、60才、70才になっても嫉妬心に悩まされることがあります。
あとは、知能線(親指と人差し指の間から出て手のひらを横切って伸びる線)。下方に長く知能線が伸びている人です。想像力の豊かさが災いして、相手はいつもはあーなのに今日はこーだからきっとそーに違いない…と、考えなくていいところまで想像して苦しんでしまいがちです。
手相でも算命学でも同じなのですが、つくづく思うことは、「ほどほどが一番しあわせなんだなぁ」ということ。中庸で生きるということです。愛情が濃すぎても、また薄すぎるようでもうまくいかない、不満がでる。ほどほどが、自分も相手も幸せです。
愛情に限ったことではありませんが。
「ほどほどで満足する」というのは、けれど、なかなか難しいことなのですよね。
また、生まれながらに、ほどほどでは生きられない、偏った宿命を持って生まれる人もいます。そういう人は、極端な話、天に昇るか地に這うか、どちらかしかないのです。どちらを選んでも苦しみはあります。
ですが、人は、そういう激しい生き方に憧れてしまうものなんですね。
「運命線が濃く出ていればすばらしい」と、単純には私は思わなくなってきました。どういう相、宿命を持った人が、どういう生き方をしているかが、問題なのだと思います。
ちょっとジェラシーと話がズレちゃいましたね。今、深夜です。
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