たとえば二月生まれ
私は、鑑定するとき、「こうしなさい」と強く言わないほうです。
断定口調が似合わないやさしげな顔相のせい(^^)というわけではありませんが、他人の言うままに、決断、行動し続けていると、いざという時にお客様の自信がゆらいでしまうと考えているからです。
占いは、いくつかの選択肢、可能性、危険を示すことができます。でも、それを選んでいくのは、あなたです。
あれ、じゃぁ、占いなんていらないんじゃん?
はい。いらないひとにはいらないものだと思っています。(墓穴・・)
けれど、先日も書きましたように、「気が強い」だけでツッパっていては、チャンスを逃したり、しなくてもいい失敗や苦労を背負うことがあります。運命学は、禍を避けて自分の宿命を最大限いかしきるために、いいえ、宿命以上に愉しく生きるために、頼もしいツールとなってくれます。ツールにふりまわされるのは本末転倒です。
縁あってお客様になってくださった方が、心強くしたたかに人生を謳歌していってほしい。そういうひとを見守っていくのが私の役割です。
こんな私は…、例えば、二月生まれ。(2月の節入日から3月の節入日前迄に生まれた人を言います)
二月は、寅の月。なんだか勇ましい感じがしますが、動物の虎とは余り関係ありません。五行に直すと、木性。「守り」のひとです。自分の大事な道を守るためには闘いも辞しませんが、易の十二月卦に照らすと「地天泰」、ラブ&ピース。ひとびと争わず暮らせばいいじゃないか!と声を大きくする自分自身はちょいと気分やさん。ものごとを最後までなしとげるように注意していかないといけません。また、寅は、方角で見れば、艮宮。山のように落ち着いて見えるひと、考えるひと、えらそうなひと(‥;)、自分の守るべき人たちに対しては親分肌。季節は、早春。時刻に直せば、夜明け前。
夜明けの風景は、どんなだろう(???) それを愉しみに生きています。
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「こうしなさい」と強く言ってほしい場合は、その旨お申し付けください。がんばります(^^)
投稿: 恵美花 | 2006年1月14日 (土) 19:54