こどもの私に支えられて
お腹がすいたら食べる。お腹が満ちれば幸福なのです。 いきものの自然な姿です。
東洋の占いでは、そんなふうに、自然のままに、無理をなるべくしないで生きられればしあわせと、とらえることが多いのです。
無理をしないためには財も必要となりますが、自分をまげて無理を重ねて得た財ならば、しあわせにつながらないでしょう。お金は人を変えます。地位、名誉にしてもしかりです。
財を得たら得たで、「じゃぁその次は?」と、なりますが、その次のしあわせというものが得がたいのだなぁということを、多くの実例から実感しています。
60になっても、70になっても、自然に人間らしく生きていくということは結構むずかしいのだなぁと感じます。
逆に、自然に生きていられるひとは、どんなに財を得ても、地位、名誉を得たとしても、本質は、変わらないように見えます。
私自身は、幼児の頃は、今、ふりかえれば、かなしいことがたくさんありました。でも、当時は自分のことを不幸だなどと感じたことはなかった。好きなカレーが食べられたり、おみやげにお菓子をもらったりすれば、充分に幸福だった。
あの頃のような幸福感を、大人がふたたび得ることは可能だろうか? それができれば、本当にわずかなことに嘆いたり人をねたんだりすることも減るのでは? けれどそれは案外、難しいことなのかもしれないな、と、そんなことを最近、考えるのです。
・・・あなたは、子供のころのことを思い出すことがありますか? きっと、今でも、思い出の淵から、あなたに手をふっているはずですよ。
ときには、自分の中にいる子供と、会話をしてみてはいかがですか。



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