こどもの私に支えられて
お腹がすいたら食べる。お腹が満ちれば幸福なのです。 いきものの自然な姿です。
東洋の占いでは、そんなふうに、自然のままに、無理をなるべくしないで生きられればしあわせと、とらえることが多いのです。
無理をしないためには財も必要となりますが、自分をまげて無理を重ねて得た財ならば、しあわせにつながらないでしょう。お金は人を変えます。地位、名誉にしてもしかりです。
財を得たら得たで、「じゃぁその次は?」と、なりますが、その次のしあわせというものが得がたいのだなぁということを、多くの実例から実感しています。
60になっても、70になっても、自然に人間らしく生きていくということは結構むずかしいのだなぁと感じます。
逆に、自然に生きていられるひとは、どんなに財を得ても、地位、名誉を得たとしても、本質は、変わらないように見えます。
私自身は、幼児の頃は、今、ふりかえれば、かなしいことがたくさんありました。でも、当時は自分のことを不幸だなどと感じたことはなかった。好きなカレーが食べられたり、おみやげにお菓子をもらったりすれば、充分に幸福だった。
あの頃のような幸福感を、大人がふたたび得ることは可能だろうか? それができれば、本当にわずかなことに嘆いたり人をねたんだりすることも減るのでは? けれどそれは案外、難しいことなのかもしれないな、と、そんなことを最近、考えるのです。
・・・あなたは、子供のころのことを思い出すことがありますか? きっと、今でも、思い出の淵から、あなたに手をふっているはずですよ。
ときには、自分の中にいる子供と、会話をしてみてはいかがですか。
« 暗い映画や音楽はだめなのか | トップページ | やさしくあやうい魔 »
「心と体」カテゴリの記事
- 玉堂星と調舒星の艶連結 つづき(2023.02.27)
- 「生まれた甲斐があった」と言える美しさ。そして玉堂・調舒星の艶連結(2023.02.26)
- 楽しまないともったいない? 花に寄せて(2022.03.30)
- 思い出してもらうのを待っている。なんでもなさと大切さ(2021.07.17)
- 励ましの言葉に心宿る?宿らない? 映画「活きる」に寄せて(2021.05.04)
赤月さん、
大変だったのですね。
そして、強運なのですね。
歓迎会できる日を楽しみに待ってます。
投稿: 恵美花 | 2006年3月 1日 (水) 21:26
ありがとうございます!!
「近すぎる」。
それ分かります(>_<)
一回私は、人生を19歳で閉じてまして。
ICUから復活した次第です。
心はその時、赤ちゃんに戻ったとかなんとか…。
ちょっと暗くなってしまいましたが^_^;
恵美花さんの言葉、いつも心に沁みます☆
元気になって飛びまわれるようになった暁wには、逢いにゆきま~す♪
投稿: 赤月 | 2006年3月 1日 (水) 14:26
赤月さん、こんばんは。
赤月さんの中の子供は、まだ距離が近すぎるのかもしれないですね。思い出の中に住むには、片付いていないことがあるのでしょうか。
3、4歳ぐらいの幼児でも、まだ近いのでしょうか。
いずれ、お話できればと思っています。手相は、確かに実際に見るのが一番です。写真にうまく写るといいのですが。
「けっこう遠い」って、ほんとに遠いですよね(笑)。そのアカツキには、赤月さんの鑑定料で赤月さん歓迎会をやらなくちゃ(←なに考えてるんだか^^;)
投稿: 恵美花 | 2006年3月 1日 (水) 00:49
うーん。
私は子どもを想いすぎる。
思い出す程度でなく、その頃の気持ちを思い出すことがテーマくらいにこだわってしまってます。
それはそれで、とても生き難いときがあるのですが^_^;
今度、恵美花さんに占ってもらおうと。
渋谷行きを検討中の赤月です☆
けっこう遠いので、メールも考慮中で。
手相が自分では中々分からないー。
右と左も違いすぎー(>_<)
暖かくなったら、ぜひお会いしたいです♪
投稿: 赤月 | 2006年2月28日 (火) 14:55
山本しのぶさん、こんばんは。
読んでいてくださってありがとう。
楽しかったことばかり思い出されるというのは本当に幸せなことですね。とても幸せな方なのだなぁと思います。
子供の山本さんが、きっと今の山本さんの背中をいつもそっと支えていることだろうと思います。
投稿: 恵美花 | 2006年2月26日 (日) 20:06
恵美花さん、こちらでははじめまして。
テレ
子供の頃のわたしを思い出すと
楽しかったことばかり思い出されるので
それ自体が幸せなことと思います。
単純明快でおもしろかった。
あの日々のように
あっけらかんと生きられたらと
わたしも思うな。
心にしみるブログ、楽しみに読んでます。
投稿: 山本しのぶ | 2006年2月26日 (日) 19:32