うれしい驚き
渋谷で以前務めていた店に、よく来てくれていたお客さまから、メールが届きました。
占いサイトを巡っていて、たまたま見つけたということ。名前も変わっているのに、よくわかったなぁと、大変嬉しく感じました。
私は記憶力が悪いので^^ 鑑定の最中は一生懸命でも、済めば忘れてしまうようなところがあります。二、三度鑑定しないと覚えていられないのです。お客様とある程度の距離を保てるように、回数が重ならないと名前も聞きません。ですから、何度か鑑定に来てくださった方でも、二度と会えないだろう人がたくさんいます。
フリーになってからは、お客さまの素性を詳しく知ることも多く、距離が近くなったと感じますが、占い師と客の関係は、はたしてどちらがいいのか、と思うこともあります。
でも、まあ、気にかけていたひとが元気でいるのを知るのは、占い云々抜きでうれしいものです。ものすごくうれしかった。
・・・そして、今日は、お友だち夫婦の家へ遊びに行って、結局、ご夫婦をせっせと占っていました。お客さまでなく、気心知れた知人だと、逆にまた、距離のとり方に慣れなくて、なぜかヒジョーに疲れました。(笑。この分、いつかお返ししてもらおうと思ってます^^)
でも、いい感じのご夫婦ぶりを確認できて、疲れても(しつこい?)私はうれしかったです。
カメラマンが、人とのコミュニケーションのツールとしてレンズを被写体に向けることがあるように、占いは、私のコミュニケーションツールにもなっていくのかしら、そんなこと今まで全然考えたことがなかったけれど。
・・・メールをくださったお客さまとは、たぶん、占いという介在物がなくても、普通に会話できる仲良しになれるだろうと想像するのですが、でも、占いがなければ出会いはなかったんですよね。
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