多面体でみる
本サイトのウィークリー・メッセージの更新、これからです。占いは済んでいるのですが、書くのが遅れがち。がんばらなくちゃ^^
今週は易のカードを使ったのですが、東洋のカードでも西洋のカードでも、扱っていると、同じ感覚がしみてきます。
何がと言うとそれは、…と、もったいつけるほどのことでもないのですが、凶運のカードの裏には明るいカードも潜んでいるなぁ、ということ。
カードの扱い方は占い師によって違いがありますが、最初の5、6枚は開かず別に取り分けてから、次のカードを開いて意味を問うというのがオーソドックス。
もちろん、オープンしたカードが重要なわけだけれど。「剣の10」とか、易なら「水山蹇」といった不運のカードが出て、つい「あちゃ~」と声をあげそうになっても、裏に隠れた数枚を調べてみると、「魔術師」や「スター」や「カップの1」や、易なら「火地晋」とか「風山漸」といった、希望の持てるカードが混ざっている。また、ケンカや駆け引きを表すカードも混じっている。
「ほんとに、そうだよな」って、思うんです。
一見、八方ふさがりの絶体絶命と思える状況だって、そのまま絶対に変わらないということは言い切れない。逆に、どんな幸福だって、永遠の保証はありませんよね。また、ふだんの生活というものは、うまくいかないことがあったり、また希望を持てることがあったり、痴話げんかもあったり、いろんな要素が入り混じって、流れていっている。
今、目に見える現象の一面だけを見て、失望していませんか。
隠れたカードを裏返すチャンスを、みずから放棄していませんか。
・・・このところ、私までかなしくなるような相談に接することが多いせいか、願うような気持ちで、カードを切りませながら、そんなことを考えたのでした。
視野をひろくもってください。今はそれが無理でも、たとえば三ヶ月後にはできるかもしれないのです。
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