無知なことを知っている。
はや水曜。わたしの本サイトのウィークリー・メッセージを遅ればせながら更新しました。貴重な読者の方(←常々強調)と、手相と易に興味のある方は、ご覧下さい。
昨日の手相教室では、DVD(で新選組!)を見ていたときに垣間見た、俳優の山本太郎さんの手相を題材にさせてもらいました。
DVDだと、一時停止できてよいですね。感情線が上昇しておらず、知能線に付くほど接近。思い込んだら、まわりの思惑関係なしに行動する強さが感じられる手相でした。ただ、見かけよりは用心深いですね。知能線は下降して長く、自分の価値観や信念にこだわるので、頑固で融通が利かないと思われやすいのでは。しかし、そうであっても、運命線は、手首の中央より小指サイド寄りから伸びており、人から好かれる、支持される人気運をよく表していました。
小指サイド寄りから伸びる運命線の持ち主って、知らない人の中に自然と溶け込むことができて、かわいがられて、お得な手相だなぁと、常々思ってます。
将来を示す各指の付け根の線は、光の加減で見えなかったのですが、それぞれの丘がよく発達していて、エネルギーの豊かさを物語っていました。
・・・少し現実逃避して映画やドラマを見て くつろごう~と思っていても、手相が見えてしまうと(あ、教材に使えるかも!と)、一気に現実に引き戻されます^^;
授業料をいただいている分、情報を提供せねば・・・^^;
・・・人に手相を教えることの最大の楽しみは、生徒さんから、学べることです。
「こういう手相の人に、あなたならなんと言ってあげますか」と、聞いたときの答えに、驚いたり感心したりすることが、たびたびです。
その人の経験や人間性も知れて面白いですし、画一的になりがちな自分の鑑定に、警鐘を鳴らしてくれたり刺激を与えてくれたり。
・・・実は、わたし、人の手相を見出して、数百人も超えた頃に、スランプみたいな状態に陥りました。
いつも同じようなことばかり、バカのひとつ覚えみたいに言ってしまう自分がいやになったのです。その場その場はなんとかなっていくし、お客様もある程度満足してくれるのだけれど、自分の中で成長していくものを感じられなくなってしまった。流れ作業みたいな鑑定に、嫌気がさしてしまった。
わたしは、大変、欲張りなんでしょうね。労力に見合った成長というメリットがないと、満足できないのでしょう。
人に手相を教えるようになって、スランプを脱したように思えます。教えるために知識があいまいでは恥ずかしい。基本を学びなおし、わからない点に悩みました。そして、先に書いたように、生徒さんの声に学ぶことが大変大きかった。生徒の言う言葉が、すごく面白かったのです。
また、同時期に、手相以外の占いの勉強を幾つか並行して学んだことも、よかったようです。多面的な見方ができるようになったのと、勉強好き、謎好き?の、よい先生達と出会えたことで、モチベーションが高まった。
・・・先生とのめぐり合いは、重要です。
わたしが、かつて手相を習った人に、なぜ付いて行こうと決めたかというと、その人がこう言っていたからです。ただ、その一点なのです。
「私は、自分が無知なことを知っている。だから一生勉強していきたい」と。
中国の思想家の言葉なのですが、それを信条とするその人を、すばらしいと思いました。虚勢を張る人にろくな人はいないと知っていたから。
その人は、こうも言いました。
「たいした会社じゃないけどね。まぁがんばって」と。
大変好感を持ちました。
・・・時は人を変えます。その人が、今も、同じ姿勢でいるのかは、遠く離れた現在、わたしは知りません。ただ、その人を忘れても、わたしは、その言葉を忘れることはありません。その言葉をプレゼントしてもらったことについて感謝をしています。
・・・話がズレました。
学生時代は、「教師」という職業に信頼感を持てず、頑固に教職をとらなかったわたしですが、こんなに教えるということが自分にメリットがあるのなら、素直に、教職をとっておくんだったかなぁ~と、今になってほんの少し惜しく思うぐらいです。(現実はそんなに甘くないゾという教師方々のご意見さておき)。
何かに執着がないと、生きてて面白くないですよ。わたしにとっては、それは、(積極的に)「教えてもらう」ということなんだと思います。
教えているようでいて、実は教えてもらっていることをわたしは知っています。
よいことも、いやなことも、世界のからくりを、あなたが教えてくれている。今も。
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