開かれた窓
昨日の続きですが(くどい女ですから^^;)、わたしの育った町は、太陽が沈む町でした。「北」は海のほう、「南」は山のほうと覚えて育ったので、太平洋側へよっこらしょと出てきてから修正するのに一苦労。
それはそれとして、太陽は山側のよくわからないところからいつのまにか昇っているもので、沈む方向と場所だけは、はっきりとしていたのです。海です。
いつでも、北にある海と、西の方角へ沈む太陽を意識していました。
わたしの記憶に濃い太陽は、いつも、沈んでいます。(縁起でもない?ロマンチックでしょ??)
北は、(しつこいですけど)精神の終わる方角。西は、肉体の終わる方角。わたしの町には、終わりのムードが蔓延していました。それはそれで魅惑的なんですけどネ。
そして、わたしがガリ勉~していた(夜遊びもしてましたが)部屋は、北と、西に窓が開いていたのです。
わたしは、知らずと、北と西をいつも意識して成長しました。それから、海と、沈む太陽を。
運命学を勉強するようになって、自分の宿命星には、海と太陽が、縁の濃いものだとわかったときには、自然と納得がいったものです。
それから、運命学を志すきっかけの一つにもなった、近しい人たちの早すぎる死も、ようやく受け入れることができるようになりました。
自分の星に限らず、
生まれ星と環境が影響しあって運命に響いている様に、魅了されます。
終わりや死は、かなしいけれども、そこから始まることもある。生と死は、いいえ、すべてはつながっている。
ですが、「あの人が死ななかったらもっと私は幸せだった」と、後ろを見続ける人に、わたしは、かける言葉をいくつもは知らないのです。
どなたか、教えてくれませんか?
さてさて。本サイトのウィークリー・メッセージ(更新してあります)にも、クドクド^^;書いたので、今日は短くネ。
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ギャップがウリのヒトオです。ほろ酔いにて参上。
赤月さんも、太陽は沈むものなのですね。うんうん、詩人っぽい^^;
>だれのために泣いてるの?
そうですよね。
かわいそうだけど自己憐憫なのです。そこからは何も生まれない。
自分を本当に大切にしてほしいな。そして死者を大切にしてほしい。勇気を持って、と、思います。
ただ、泣いている人は甘えたいんですよね。「甘えたいなら、かっこつけてないで甘えたい甘えたいと言えー」…って、わたしももう少し優しい人にならないとだめみたい…。
投稿: 恵美花 | 2006年11月 4日 (土) 22:55
新庄選手のあとに読んだので、ギャップで涙が出そうになりました。
私もいつも太陽は、夕焼けです。
詩人っぽい??(笑)
「あの人が死ななかったら…」は驚きです。
なんで自分中心??
自分の幸せは自分がつくるものだし、私だったら気持ちよくあの世にいかせてあげたいけどな…(強すぎるのかな)。
私もすごく哀しいかったけれど、それを引きずって泣きつづけている人をみて。
だれのために泣いてるの?と言いたくなりました。
投稿: 赤月 | 2006年11月 4日 (土) 21:59
バルカンさん、コメントありがとうございます。
「もしも自分がオダギリジョーだったら(?!)・・・」とか仮定するのは愉しいんですけどね^^;
過去を取り返そうとしても仕方ない。いつでも今から始めることができるのに。
不運は、それ自体が、未来の自分へのひとつのメッセージなのです。
あまり不幸になりすぎると、気持ちを切り替えることが難しいのですね。そういう人たちに私のできることというのは残念ながら多くありません。
占いとか運命学は、前向きの気持ちを持ちたい人にこそ、効力を発揮します。完全に受身だったり、目の前にあるものを受け入れられない人の運命は変わりにくいです。
投稿: 恵美花 | 2006年11月 3日 (金) 01:43
海と山に囲まれて育ったんですね♪
ステキなところなんだろうなぁ・・・
(o^-^o)
近しい人達の早すぎる死・・・やっぱり哀しいですよね・・・。
でも、それを乗り越えて今の恵美花さんがあるんでしょうね。
>「あの人が死ななかったらもっと私は幸せだった」
難しいですよね・・・
選択は一つだから・・・他のもう一つが幸せかは永遠に分からないですよ(・・、)
投稿: バルカン | 2006年11月 2日 (木) 23:16