怪我の功名。終わらぬ夜はない
実はわたし・・・、五十肩になってしまいました^^;
いやーん。のっけから、神秘とは程遠い話で恐縮ですが。否定していたかったのですが、やはり、そうらしい。40代でも、なるのです。100人に2、3人が発症するということですから、多いような少ないような、身近な病気。肩から腕が痛くなり、後ろに腕が回らなくなります。
「背中が洗えないでしょう」と、病院の先生。
「はい。先生、洗っていただけますか」
とは、さすがに言えませんでしたけど。お笑いにしてしまいたいような、そこはかとない、せつなさを^^感じております。(業界では)若い若いと言われていても、年をとったのだなぁ、と、実感せざるを得ない。巻き髪もお花のアクセサリーもやめないけれど、ネングはそろそろ納めどきかも、なんて気持ちになりもうした。
そんなわけで、少々、集中力が長続きせず、休憩を入れたりして、生徒さんに若干ご迷惑をおかけするようなことがあるかもしれませんが、頑張りますので、ご理解ください。
ですが、五十肩は、治るそうなので、リハビリを始めました。年内治癒が目標。
リハビリ体操を教えてくれたのは、少し年上の知人。40歳の時に発症し、病院と自宅でのリハビリで半年余りかけて治したと聞き、心強く思ったと同時に、驚きました。
いつでも、取り乱すようなこともなく、小ぎれいで、品があり、自分の好きなことを堅実に押し進めてきたように見えるその人に、そんな時期があったなんて。
「痛いでしょう。つらいよね。でも、必ず治るから、元気を出して」
その言葉は、どんなオクスリよりも威力があります。
いつもより親密感漂う、病院でのおばあさんの病気自慢みたいな会話に慰められました。更年期になったらまた話を聞ける人がいるでしょうし、わたしもその話を伝えていける。いいですね。
たとえ重病でなくても、健康が損なわれる喪失感、嫌悪感というのは、「軽い」と片付けられるものではなく。不快な症状で悩まれている方の気持ちが察せられます。
「なるべく、動かしてください」と、先生。
「痛くて…」と、わたし。
「自分のからだでしょ」と、先生、ピシャリ。
(このセリフはもらった)と、思いました。どこででも拾い物はある。能動的であらねば、病魔だって、悪魔だって、祓えませんね。自分を助けるのは自分なのですね。当たり前だけれど忘れがちなこと。
そして、自分を助けられる人というのは、他人のことも助けられるんですね。私にリハビリ体操を教えてくれた彼女みたいに。
健康であることが一番だけれども、病気になるのも、悪いことばかりじゃないと、思えます。どんなことも、無駄には起こらない。
「わたしは治すよ。(だからあなたも)あきらめないで」というメールを、年中鬱々している身内に送りましたら、「(自分が)治ることを祈る」という、はじめて見るような前向きな返事が来て、嬉しかったこともありました。
健康面での不便は若い時の腰痛以来で、今まで丈夫でしたので、煩わしさは否めません。昨年来の病気運が今年にずれこんでいるのでしょう。ですが、体がつらいというのは、こういうことなんだな、と、改めてわかったことは悪くないのです。強がりでも自慢でもなく。心身の不調を嘆く人に親和の気持ちがわきましたし、自分は「一日終わってよかった」「無事こなせてよかった、よかった」になる。細かなことは気に病んでいられない。だから心は、穏やかです。
ものごとは、すべて陰陽でとらえられる。というのは、中国伝来の思想。悪いことの裏には、よいこともある。また、悪いことばかりは、続かない。悪い時代を嘆くなかれ。時代は巡る。悪い時代には、悪い時代の活用法がある。
真実だな、と、思っています。
最後に、付け足しのようですが、スピリチュアルなこと、添えておきましょ。生徒さんが、行ってきたと教えてくれた。「すぴこん」こと、スピリチュアル・コンベンション。
スピリチュアル、ヒーリング、カルト系?のコミケみたいな(ちょっと違う?)もので、全国各地で開催され、盛況を博しているようです。アヤしさも満喫できますし、オーラ写真や、守護霊、前世に興味のある人は、行ってみると愉しいでしょう。すごい人出だそうで、ヒトケにあたった人のためのヒーリングスペースもあったとか。
話には聞いていましたが、今回、細かく教えてもらって興味がわきました。今度は、6月3日(日)に横浜で開催されるそうです。ご一緒しませんか^^? わたしも、そのときまでには体調を整えておきます。いえ、会場で癒してもらいましょうか♡
こんな感じみたいです⇒東京すぴこん出展一覧
出店したほうがいいって?
まずは、お祭りを愉しんでから・・・
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ご心配いただきありがとうございます。
痛いのですが、気持ちは穏やかです。理由があるので多少能率悪くても仕方ないとあきらめられますし、病院の待ち時間も、長々集中して読書できるのでよいです。
すぴこんは、全国でやってますよ。ruiさんのお近くでは残念ながらしばらくなさそうですが。
http://spicon.org/schedule.htm
ruiさん、
こういうイベントがやりやすくなり盛り上がるのは江原さんの影響大きいでしょうね。
かばごんさん、
お元気ですか。お詳しいですね。検査をしたのですが骨腫瘍などではないようです。
自然に治る方もいると聞きましたが、曲がりが少し残る場合もあるようなので、リハビリはしようと思っています。30代で、というのは、早い。さぞ、ご不便だったとお察しします。よく頑張られましたね。
そして猫さんも頑張っているのですね。「ファイト!」です(ruiさんからのエールにさっそくエコーをかけて)かばごんさんも、手遅れで死ぬタイプなんて…、そんなこと言わないように…。ほんとにもー
投稿: 恵美花 | 2007年5月 7日 (月) 03:11
こんばんは、先生。
大学病院の診察の待ち時間が長くて、イスを蹴りたくなったという話が以前あったので、その後の肩のおかげんは?と思っていたのですが、、、。
私は、30肩になったことがあります。急に髪をとくにもとけなくて、それは痛かったです。そのうち自然治癒しました(私は病院はめんどくさがりで、手遅れで死ぬタイプです)
命に、別状なくてよかったですね。ニャンちゃんのお世話もなんとかできますね。(私んちは多頭飼いなので猫砂の重みがつらいです)
横浜すぴこんには前世が知りたいので行ってみたいですが、老愛猫が肺に水がたまって闘病中なので、報告お待ちしています。
お気持ちは元気でなによりです。
(実は、大学病院ということは、骨肉腫もありか?と勝手におもったものですから安心しました)
リハビリ、がんばってくださいね。
投稿: かばごん | 2007年5月 7日 (月) 02:26
さぞかし痛いのでしょうね。
想像するだけで不便さを感じます。
でも、文章を拝見すると、穏やかなご様子なので少し安心しましたよ^^
病気は決してマイナス面だけではないですものね。ファイトだ!!!なあんて・・言うのは簡単なんですけど(汗;
でも、やっぱりファイト~~♪(笑
もらったセリフ?をフルに活用できる場面が早く来ることを願って(゜∀゜)
少し前に、江原啓之氏のスピリチュアル・コンベンションについての模様をある雑誌で読んだことがあります。
否定的な方も中にはもいらっしゃいますが、それによって救われる方も当然いらっしゃいますし、(私は無宗教ですけど、ポジティブに生きられる筋のものは吸収しようとするタイプかな?)
多少のアヤしさ覗きのお祭騒ぎでいいと思いますけどね。行けませんが!(笑
投稿: r u i | 2007年5月 7日 (月) 01:44