ジェラシーは何から生まれるの
授業中に、矛盾の指摘や質問を受けると、「うーん、そうかぁ。どうなんでしょうねぇ」と考え始めることがわたしはあるので、もしかすると頼りない先生だなぁと思っている方がいるかもしれません。だとしたら、恐縮です。
手相は統計学であり、そして勉強であり、そしてちょっぴり(ちょっぴり?)オカルトな分野なわけですから、見直すべきは見直し、確認することを確認し、そうして到達した最良の答えを、次の場面で、お客さんや生徒さん達に提供していくべきだと考えています。
わたし自身は、考え込んだり人と一緒に考えて答えを出していくことをよしとしているので、つきあわされている方々へ、「どうかよろしくお付き合いのほどお願いします」、そして「質問またください」と申しておきます。
最近は、感情線とジェラシーのことを考えています。
あなたは、嫉妬深い?それとも、嫉妬深くない?
感情線というのは、小指下から、人さし指や中指方面へ向かって伸びている基本線で、「愛」のエネルギーを運ぶライン。その人の、愛情の濃淡、感情の表わし方、異性への態度、感受性の度合い、性格などをみることができます。
この感情線が、人さし指の付け根中央よりも長く延びていれば、愛情が濃く、濃すぎて嫉妬深い、というのが、基本説。
人さし指の付け根の「木星丘」には、独占欲、支配欲、管理能力、統率力、自信といった、自分が相手をリードする強気のエネルギーがたくわえられているからです。
ですので、感情線が、「木星丘」に届かない短かめの感情線の持ち主は「嫉妬しない」というのが、基本説なわけです。
「大変短い感情線の持ち主はフラれても気にしない」と、昔、習ったほどです。
でもね、
わたしなどは、感情線はそう長くないですがヤキモチ焼きのほうです(仕方ない告白)。もっと短くても、嫉妬する人はいます。
また、最近、マスカケ線の持ち主から「自分には独立した感情線がないが、好きな人が他の異性と話しているだけで気になって仕方ない」といった話を聞きました。
そうね、嫉妬しない人のほうが珍しいでしょう。じゃあ、感情線の長さによるジェラシー度診断は、外れているのか?…というと、そんなことはない。やはり、その人の独占欲、支配欲というのはよく表わしていると、実感しています。
ただ、ジェラシーが、何から生じた心模様かが、違うのでしょうね。
枝線が多かったり鎖状になっている乱れた感情線の持ち主は、感性が鋭いですので、相手や自分のささいな言動の変化に反応して、心が揺れます。「気になる」ということです。
マスカケ線の場合も、感情線が知能線と一体化しているので、その一本線が乱れていれば、「非常に気になる」わけです。しかも、もともと、マスカケ線の持ち主というのは、一途な人が多いので、気になる相手にエネルギー集中してしまう性質を持っています。また、よくも悪くも自己中心的な面がありますので、嫉妬心を覚えることもあるでしょう。
自己中心的といえば、運命線(中指の付け根に向かって伸びる線)が濃くはっきりしている人の中にも、感情線の長短にかかわらず、自分の思い通りにならないことへのいらだちが嫉妬心として出てくる場合があります。また、肉付きのいい手の持ち主は所有欲が旺盛ですから嫉妬するでしょう。「木星丘」に出ている他の線の作用によって、自分に関わる人を把握・管理しておきたいというエネルギーが強い人もいます。
プライドが傷つけられて嫉妬心が生じる場合もあります。ひと言で「嫉妬」と言っても、色々と種類があるのだなぁ、と、考え出すと止まりません。心理学に詳しい方ともお話したいです。
とにかく、感情線の長さによって測るジェラシーは、あくまで、「相手を自分の愛の管理下におきたいか否か」というエネルギーなのです。よくも悪くも、対象としての相手とディープに関わっています。
そして、わたしの感情線ですが、実は、年々短くなっております。それに比例して、やはり、独占欲、嫉妬心は後退しているようです。ホッとするような、さみしいような… 感情線は情熱のバロメーターでもありますからね。
余計わからなくなってしまいましたか? また整理しますね。
さて、上の写真は、いただきものの手作りアロマ・ソープ。すごくいい香りがします。天然素材なので深い香りも気にならないのです。お肌にかなりいいみたいですので^^せっせと使わせてもらいます(感謝♡)
生徒さんや占い師仲間も、お肌が(大いに)気になるお年頃、美肌対策に詳しい人が多いです。わたしは、もっぱら情報収集。五十肩、もとい四十肩が、やっと治ってきたら今度は、肌トラブルが気になりだしたというわけ。悩みは尽きることがありませんネ。ささやかながら重大な悩み(笑)
つらいこと、しんどいことは、なくなるということがないけれど、できることなら、とるにたらない悩み、例えばランチはパスタにするかミニ丼付ざるそばセットにするか?!…というようなことで頭をたえず悩ませていたいものです。
下の写真は、ローソンで売っていたハロウィン・キャンディ。寒々した日に、カボチャスマイルとオレンジ色があたたかい。
「おばけカボチャの底なしの目はね、つらいことだって知ってるんだよ」。
長くなりました。あたたかくして、愉しい週末を!
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バルカンさん、
一日雨風でしたねぇ。日曜は台風一過の晴天を期待。
>嫉妬の基準が無い
というのは、確かにそうですネ。一般と比べて自分がどのあたりかつかみにくいかも。
過剰も困りますがその逆も…
嫉妬という感情を見せない人とむかし(^^)おつきあいしていたとき、とても寛容な人だったのだけど、自分が若かったせいか、大変さみしい思いをしました。変な感情。
犬や猫や馬やワニだってヤキモチやくし、多少はあったほうが潤滑油。
でも、今は、そのぐらい(嫉妬ゼロ)のほうがラクでいいなぁと思うのだから、勝手なものです^^
投稿: 恵美花 | 2007年10月28日 (日) 02:22
自分の手を見ながら読んでしまいました
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
たぶん・・・経験上・・・嫉妬深いと思います・・・
まぁ・・・嫉妬の基準が無いので、どうなのか・・・(^_^;)
いいですね~アロマ♪癒されて下さい
(o^-^o)
本当に寒い!!こんな日はお鍋が恋しい~!!
投稿: バルカン | 2007年10月27日 (土) 00:38