嵐と笑いと
気にかかることがあったのに、風を受けて進むのに必死で、アレ忘れてしまった^^; そんな昨日、今日。
ドコサヘキサエン酸を摂取しなくては。などと自分を皮肉りつつ、ほんとうは忘れられないこともあって。吹き飛ばされないで残ったことが、愉しかったという思い出ならシアワセです。
昨日、思いがけないところで知り合った女性は、介護士として病院で働いていた30代の方。今、小休止とのことで、多少揺れるこころが、その人をいつもより少しだけおしゃべりにしたのかもしれません。
老人医療、入院を巡る状況や人間模様を聞けて有意義でした。
最近、テレビなどで、医師の過酷な熱血労働が取り上げられることが多く、お医者さんも変わってきたのかな、本当のところはどうなっているのかしらと、思っていたのですが、話を聞いてみると、当然ながら、お医者様も色々で。医療の場で働く方たちのご苦労、改めて察せられました。
どんな分野でも、話を聞いてみると面白いものですね。
面白いというには悲しすぎる話もあったけれど、語る人がまっとうな人なら、「知りたい」欲望の強いわたしは、「知る」愉しみを満たしてしまいます。
そして、語る話のある方は豊かな人だと感じます。
「自分の職場のことばかり喋ってごめんなさい」
と、その人は言ったけれど、わたしはなんだか励まされるようでした。今までためてきたモヤモヤを「ごめんなさい」と語るその人に、繊細なこころと誠実さを感じて。
あまり誠実では生きにくい世の中だからこそ、がんばっていきましょうね、という気持ちになりました。
つらかったことでも、きちんと語ることができるようになれば、それが自分を支える力となって、さらに誰かを助けてあげられるのでは。
つらすぎるのは避けていくべきですが、一つもつらかった思い出のない人というのは味気のないものではないかとわたしは思います。
どんなことも無駄にならないのだという思いを強くします。
実は、出会ったのは、とある「お笑い」の場^^。笑いには、人を未来へ向かわせる「火性」のエネルギーがあります。火性には、春の到来(木性)を邪魔する「金性」を打って弱める役割も。
笑いとばせば春が来る。(お笑いに携わる芸人さんは、人の人生を変えもするのです)。
わたしの仕事のことは話しませんでした。また、どこかで会えたらいいなと思います。
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