ジガガカギ
三夜連続更新は珍しい。その割に中身がないかも。今夜は明日の生徒さん達の手形写真をギコギコプリントしています。
パソコンに向かって口を閉ざしている静かな時間。ちょっと大切。
今日、予定と予定の間に、気づくとオフィスで爆睡していました。
1月下旬より休日がなく、有り難いことですが、余裕のなさからご迷惑をかけているところがあるかもしれません。今週末はゆっくりとして英気を養いたいです。横浜のスピマへも、ご無沙汰続きの友人を誘って出かけたいと思っています。
先日、愛や甘いものにからめて、五行の土性の話を書きましたが、
土性の「引力」を、剋して弱めてしまうのは、木性の「自我」です。
健全な自我(木性)は、健全な感情表現(火性)を生みますが、過剰な自我や、未熟な自我は、健全な感情表現へつながらず、引力(土性)を一気に壊してしまう。魅力もなくなりますから、人間関係が思うように結べないことになります。
自我。
…人の話を聞く仕事をしだしてから、つくづく意識しだしたのは、ヒトの自我。
手相でも、運命線の濃い人は、自我が強く、その自我をどう使っているか、どう意識しているかによって、運勢を大変上げている人と、逆に苦しむ人とに分かれています。
一方、運命線が自分の手の他の基本線(知能線、感情線、生命線)に比べて薄い人は、運命線の濃い人よりは「我」が強くなく、控え目な雰囲気なのですが、理想や信念はあるわけで、それに自我や自己主張がついていかないため不満に感じている人がいます。
けれど、運命線の薄さ(他人との親和性)を上手にいかしている人は、充足している様子です。出世上手な人もいます。
…今日は、別に結論ありませんが(印刷も終わりましたので^^;) 人の話を聞くたびに(わが身にも照らしつつ)、ケモノとは違う人間ならではの自我というものの扱いづらさ、効用、面白さを感じます。
自我。それが、運命学に関わるわたしをとらえてやまない興味のひとつでもあります。
ヒトに興味がないと、この仕事は続かないだろうなぁ、と、思っています。ヒトが好き、ということとは少し違うかもしれませんが。
「占い師になれますか」と問われると、まず、そのことを思います。
こんなふうにブログを書くというのも、自我の発揮でしょうね。
« 時は流れる。気配を残して | トップページ | 感動はシンプル »
「うらないごと 全般」カテゴリの記事
- 視野を広げる一年に。2022壬寅年に寄せて(2022.01.01)
- お元気ですか?ラブレターフロームまとめる手相観(2021.01.29)
- 「まちがいを犯さないのは怠け者か臆病者だけだ」。一陽来復に寄せて(2020.12.21)
- 春を招きたいココロ。暦と自由と(2020.02.05)
- なんでもない大切な日々。(2017.09.07)
ぎchan、こちらのレスが遅くなり恐縮です。
>自我の芽生えで 体から「グングン」と音がしそうな小さな人
その音を聴いてみたいもの。
小さい子供には、小さい子供にしか感じられない世界があり、私たちも小さな頃には感じていたはずなのにもう今は感じられない。
子供はある意味、世界を見る先生だと、第三者はのんきに言えるわけですが^^; ストレス解消よろしく?!です。
新しいお家に遊びにゆく日を楽しみにしていますから。
投稿: 恵美花 | 2009年2月14日 (土) 22:09
ひかるさん、こんばんは。
本性というものと、自我とは意味合いが異なるのではないかとわたしには思えますが、
>表裏一体の調和
難しいからこそめざしがいのある課題だなと感じ入りました。
自我をコントロールすることは、自分を殺すことではないですから。自分を抑えても、過剰に自我を発揮してもストレスを生じますが、健全な自我の発揮はストレスを生じません。そこへ向かいたいものだと。
あっという間に一週間たっていました。今日は暖かかったですね。こんなときこそ、うたたねして風邪に注意です^^
投稿: 恵美花 | 2009年2月14日 (土) 22:01
小指姫さん、
同じ木性でも、陰占と陽占とではあらわれ方、意味あいが違ってきますが、木性の強い人には情っぽいところが感じられますね。
そうはいっても、木性がひとつもなくても、子丑天中殺グループの方には情け深さを感じるなど、同じ情でも細かな差異を探っていくのが運命学の醍醐味ですね。というかわたしの趣味といいますか…。
自分だけに興味が集中し過ぎると苦しくなるのではないかな、と、様々な事例から感じています。
投稿: 恵美花 | 2009年2月14日 (土) 21:55
連日の更新 嬉しいけれど
「センセ… 大丈夫 無理されないで」と
余計な心配。
まさに 自我の芽生えで 体から
「グングン」と音がしそうな小さな人が
うちに若干1名。
曲がって育っている私の自我と、ぶつかることぶつかること。
イヤハヤ大変です。
投稿: ぎ | 2009年2月11日 (水) 20:18
自我と本性…人間が一生関わっていかなければいけないものなんでしょうね。人間の身体も自我や本性の抑制によって大きな不調を招きます。ただ表の世界ではそういった部分を抑制していかないと上手く関係性が保てないのも今の社会の現状ではないのでしょうか。表裏一体の調和は人間の難しい課題ですね。スピマで御会い出来ます事を楽しみしてます。体調には気を付けて日常をお過ごし下さいね。
投稿: ひかる | 2009年2月11日 (水) 08:03
先生らしい理論的な回答ありがとうございました。自我は木性ですか!そういわれればそうですね。木火土金水では自分を表しますものね。やはり木性は人思い、人の気持ちがよくわかり思いやりがありそうです。確かに占い師に限らずあまり自分と関係ない人に興味がない人もいます。そういう人が先生という職業をしているのを見ると首を傾げたくなりますね。
投稿: 小指姫 | 2009年2月10日 (火) 23:48