ふるきをたずね新しきを、知りたい
少しずつ春らしくなってきましたね。パンダ外交官がお目見えする頃には、上野も花の盛りでしょうか。
さて、大変久しぶりにわたしのHPの手のひらを巡るメッセージを更新しました。
さる2月11日、五聖閣という姓名鑑定の分野で名高いところにお招きいただき、手相について話したことをまとめたものです。
五聖閣では、毎年この日に、創始者の熊﨑健翁(けんおう)を記念する行事が行われており、今年は研究会の後にしゃれたイタリアンでの会食。寒い日でしたが、雪見ワインと、気取らない方々との交流に、思いも色々。
わたしが姓名学を学んだところなので(現在も勉強中ですが^^;)、気持ちがひきしまるというか、新鮮な緊張感を覚えて有意義でした。
わたしの話のテーマは「時代で変わる手相の見方」。現代の日本なら、こんなふうに鑑定したほうが役に立つという事例を、ほんの一例ですが紹介しました。
今回はレポート調の文章なので、読みづらいと思いますが、手相に関心のある方はご覧ください。⇒コチラ
…手相に限らず、古くから受け継がれてきた知識を学ぶことがまず大事ですね。そうして、その上で、時代や地域、環境にあった使い方をすれば、知識が古びず、いつまでも、新しい局面を切り開く知恵としていかすことができる。
いまだ世間は手相ブームのようですが、理屈プラス実践が盛んとなり、脅かしや優劣判断ではなく、どの人の手にも宝や武器を発見できる手相術にさらに育っていくといいな、と、願っています。
…五聖閣でうかがった、熊﨑健恒先生(熊﨑式姓名学学術振興会会長)のお話も、興味深いものでした。
「名前をよくすることは、子孫に続くこと」。「先祖から子孫へ続く流れの中での自分は、駅伝の選手のようなもの」という言葉が特に印象に残っています。
苗字の最後の一文字の画数と、名前の最初の一文字の画数を足した数を「人格」と呼び、その人の性格、主運を表わしますが、
苗字というのは変えることのできない家系の流れ、そこへ自分である名前がつらなって、運命が形成されていく。
人は自分一代で存在するのでなく、先祖からの流れがあってこその自分、という発想から、熊崎健翁が「人格」を重要視したのが画期的なことだった、と。
わたしは、自分で納得できないと人に強く勧められない性格で、姓名判断についてはみずからの名前(仙乙恵美花)で今まさに人体実験中というところがあるのですが、健恒先生は、姓名学だけでなく、運命学全般に通用することを易しく話されていて、納得がいき、ひとつ歩めたように感じました。
自分の現世利益だけでなく(目に見えた自分の利益にたとえつながらなくても)、今をよくすることが子孫へつながる。子供のいない人でも、社会全体のプラスへとつながっていく。わたしもそんなふうにとらえて、運命学に関わっていきたいものだと、改めて。
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