揺れている魂でも。操縦者は私
たとえば、「安全だ」、「わたしのしていることは間違っていない」といったことを。
他人や、自分を、信じられないということは、なかなかのストレスなのだなぁ、と、改めて感じる日々。
はらはらと、
見えないひとの悪意のように、見えないひとのたくさんの誠意のように、
あいまいさに寄り添いながら、
花びら、はらはらと散っていますね、サクラ。
花を見るために、それから今年は、花を見ているひとたちを見たいがために身近な人と足を運びました。咲き始めの多摩川土手、五分咲きの世田谷、砧公園、散り始めた九品仏。九品仏とは、自由が丘へ来る生徒さんが毎回、「帰りにお参りするとよいことがある」と立ち寄るという寺、浄真寺のこと。
はらはら、と。風情のある光景。サクラは、
散るから美しいのでしょうか?
幹の表皮を突くように蕾を出して、三分咲き、七分咲き…、満開となり、そして束の間の住処から身を離して、明るい青葉に道を譲っていく、
その今、その今が、美しいということなのだと思いたい。そうして、
原発を巡る人々や国を動かす立場の方々の言動を目にし耳にし、湧きあがる問いのひとつ。それは
がむしゃらに駆け上がることなのでしょうか、
したたかに階段をのぼりつめていくことなのでしょうか、
それはそれで美しい、どんな生き方も美しいのでしょう。そこに信念のかけらでもあれば。
…東京都知事選で石原現知事が再選された理由は、色々とあるのでしょうが、運命学的に活躍期の大運天中殺期間中という点を脇に置いても、
石原さんの主張やスタイルには、芯がある(ように見える)ことが、人を集めるひとつの要因なのだろうと思えます。
たとえ彼の主義主張に違和感を覚える人でも(わたしもその一人です)、何か芯が通っている(ように見える)スタイルには、ある種の美を感じられる。その人の考え方には賛成できなくても、芯のある生き方をする人には敬意を払える、ということがある。少なくともわたしはそうですが、
そういう観点から信頼の置ける候補者が他にいなかったのですね。
…ある詩の一節が思い出されます。
人種差別激しい南アフリカで、黒人初の大統領になったネルソン・マンデラを主人公にした映画「インビクタス-負けざる者たち」で知りました。
反逆罪で独房に27年間囚われていたマンデラが、獄中で心の支えにしたという詩の一節です。
「…
激しい怒りと涙の彼方に
恐ろしい死が浮かび上がる
だが、長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ恐れはしない
門がいかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が我が魂の指揮官なのだ」
…
どんな絶望的な状況に置かれようと、
「私はあらゆる神に感謝する\我が魂が征服されぬことを」と書いた詩人、そしてその詩を生きているともいえるネルソン・マンデラの強さと、柔軟さに感じ入ります。
自らをだませる人は、出世する、いわゆる勝ち組になるのかもしれませんが、自分が自分の運命の支配者ではないですね。
自らをだましている人と、芯のある人とは、一見似ているのですが、芯のある人は、柔らかい。
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.
…週明けに。何を力んで書いているやら。
今日は、来る日曜24日の東京スピマの打ちあわせをしました。どの程度の来場者が見込めるかわかりませんが、力を尽くすべく準備しております。
おめでたい知らせ、心配な知らせ…、毎日、何もないということがないけれど、
あの人の行動、この人の行動…、気にならないということがないけれど、
うまくいくこと、悔いること…、ちょうどよく済むということがなかなかない、
そうして、毎日揺れている、けれど、
I am the captain of my soul.
わたしはわたしの魂の指揮官。魂は誰にも支配されない。わたしの考えはわたしが決める、他人の言葉に支えられて^^
魔法のコトバは、どこにでも見つけられるものですね。
ツイッターなどでつぶやいているあなたの言葉も、見えない誰かを支えているのかも。
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