もしもあのとき?
立秋を過ぎて、暦の上では秋の始まり、申月に。
今年の8月は、「戊申(つちのえ・さる)」。「戊」は、「茂」に通じ、「申」は、「伸」に通じ、どちらも、伸びていく様子を表わしますから、勢いはいいのですが、伸びすぎるとやっかいなことも。
長い枝葉をもてあまして、どちらへ向かえばいいのか混乱したり、草木に隠れて見えないところの日陰の地面のじめじめさに、へきえきしたり。
力任せに伸びようと強情になったり、逆にマイナス面から目をそむけて移り気になりがち。バランスを取り戻して進むには、思いきって、余分なものを刈り取るのも必要な時期です。
さて、なにを、刈り取りましょう?^^
今週は、戸田ビル仲間の皆さん(エステのルボンヌークさん、ネイルスペースTiaraさん、ご近所の美容室Lacheさん)と暑気払い。自由が丘のとあるビルの隠れ家的な屋上で、辛い辛い食べ物をいただき涙を流したり、
昔、渋谷などの占い館に出ていたときからのお客様方の近況をうかがったり、てんこもりでしたが、
珍しい出来事は、とある取材者さんの来訪。占い師の話を聞いてみたいとのことで、色々と過去の出来事なども尋ねられたせいで、少し心が揺れました。
今となっては健忘症も進み(゚ー゚)過去に想いをはせることなく過ごしていますが、それが短時間に集中的に過去の想いを手繰り寄せたことで、おかしな心持ちになりました。そんな自分に戸惑いました。まだまだだなぁ、と。それでも、
心が全然揺れないのも、どうかと思う。思いだせば揺れてしまう過去の想いが心の底に眠っているから、今しっかりしていられるのでしょう。
と、思いなおして。話せなかったけれどガッツリ思いだされてしまった想いのあれこれに、しばし呆然として、また仕舞って。今を進む、と。
…写真は、お花いろいろ。赤とピンクの蓮の折り紙は、「お盆に」と今日いただいたもの。「お盆過ぎたら捨てて」と言われたものの、捨てがたい。むぅ、この煩悩を乗り越えよという課題? 課題出す生徒がわたしのところは多すぎます。ありがたいですね^^;
可愛いヒマワリと、名前を失念(メモ書きをいただいたというのにm(__)m)ツヤツヤのグリーンを、ベランダから手折ってきてくださった生徒さんからも、お盆の仏事について細かく指南されているわたくし。ありがたいことです。
最後の緑のカーテンは、実家のきょうだいから送られてきました。今までで一番の出来栄えとか(゚ー゚) 出来上がりを楽しみにしてそれぞれが手をかけた様子(と、室内での涼やかなる昼寝の様子)を、想像することができて、嬉しかったです。壊れるようで壊れない、驚くべき血のつながり。それはきっと自分の忍耐のおかげ、と、それぞれが思っているのかもしれない。おめでたきかなわが家。わが家の平穏を今日も祈りましょうか。まもなく月遅れの盆。
皆さま、ご無事で。愉しい名残の夏を、ネ。
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