行動は知恵の母。
本日は久しぶりに勉強に来た修了生から、手相や天中殺やイーチンタロットについて質問色々と、また、ちまたの占い情報(゚ー゚)も色々いただきました。そんなふうに質問をためて持ってくる人もいます。
実際に他人を鑑定して困ったことや疑問に思ったことについて、質問されるのは、刺激になっていいものです。ひとりの経験には限度があるので、実例は多ければ多いほどいいと思っています。即答できないことがあれば、それをきっかけに自分も考えを深めていけますし。
わたしはそんなスタイルが好きです。自然体でいられるのは、たくさんの鑑定例の裏付けがあるからだろうと思えます。
基本知識がなければ話になりませんが、手相の場合は特に、知識・情報は世の中に出尽くしていると言っていいぐらいなので、自信をつけるには実践です。失敗が大事です。
「有能な人間は失敗から学ぶから有能なのである。成功から学ぶことはたかがしれている」。by ウィリアム・サローヤン。
サローヤンはアメリカの作家。格言を集めたサイトで見つけた言葉です。
失敗や批判を非常にいやがるガラスの自尊心の持ち主が増えているんじゃないかなと近頃感じます、おばはんになってきたからそう感じるのかもしれませんけども。
昨夜、フィギュアスケートGPS中国大会の模様を見ていて、
フィギュアスケーターとして活躍する人に何か法則性はないかなぁと思い、算命学の星出しをしてみたのですが、気づいた特徴の内のひとつが、陽占の北(頭)に「玉堂星」を持っている人が多いということでした。
(今回の参加者に限らず)町田樹さん、高橋大輔さん、羽生結弦さん、無良崇人さん、浅田真央さん、鈴木明子さん、村上佳菜子さん、今井遥さんが皆そうです。
知恵があり、伝統性や親族の絆を大切にする「玉堂星」。
その星が北にあると、母親の影響が強く、策士の星で要領がよいなどと言われますが、彼らの場合は、玉堂星を支える従星が「天馳星」や「天極星」、「天印星」という、エネルギー弱めの無垢な星なので、玉堂星のよい面が表れやすい。子供のころから親やコーチに素直に学び素質を伸ばしてきたのでしょう。
とはいえ、素直で頭がいいだけでは伸びないでしょう。
テクニックだけでもだめ、感性だけでもだめ、非常な体力も必要、フィギュアスケートはまこと過酷なスポーツとわたしには思えます。
陰陽五行の考え方に照らせば、陰の水性である「玉堂星」は、陽の金性である「車騎星」から生まれる星。
負けず嫌いで捨て身の戦いをする「車騎星」。「牽牛星」のように堀から固めるような大人の戦い方ができません。駆け引き抜きでは負けることもありますね。
負ければ泣くほど悔しいけれど、
悔しいから、次こそもっとうまくやろうという知恵(玉堂星)が生まれる流れです。
「失敗は成功の母」という言葉もありますね。これは、陰陽五行のとらえ方と合致しています。失敗ばかりでは嫌気がさしますが、次に失敗しないために色々知恵を絞って考えるわけです。
車騎星が玉堂星を生み出すというのは、行動が理屈を支えると言い換えることもできます。
一生懸命に行動したことがなかったり一度も失敗したことがなかったりする人が、いくら知識や理屈を口にしても、重みを感じられないのは、以上の理由によるものです。
…写真は、上2つがある方の手作りポーチの試作品。タロットカードや天眼鏡を入れるのにちょうどよい大きさ。裏地の光沢とフリンジが素敵です。他の人とはちょっと違うポーチをお探しの方は声をかけてください。布地や紐の希望もできると思います。
下は春もいただいた黒バラ。季節が巡っていきますね。お元気で、ね。
« 特に意図はなく。石原慎太郎さんとキム・ナムギルさん。 | トップページ | 「でも生きてる。」希望の国と預言カフェ »
「うらないごと 算命学」カテゴリの記事
- 自分の心の弾むほうへ波に乗る、みんな似ていてみんな別々(2025.01.26)
- 来るか、庶民の時代。斎藤元彦氏現象を考える(2024.12.08)
- 怖いもの知らずの青春が失われ求められて天南星考察(2024.11.10)
- 追い込まれたらどうなるか? 総裁選候補者で勉強しよう♪(2024.08.30)
- 社会とは意識するもの? フワちゃんに見る相生・相剋の傾向と対策(2024.08.10)
« 特に意図はなく。石原慎太郎さんとキム・ナムギルさん。 | トップページ | 「でも生きてる。」希望の国と預言カフェ »
コメント