どうして、ヒトは。-さようなら桜塚やっくん-
水原秋櫻子
実家の庭に咲いた萩の花の写真を、妹から送ってもらいました。メールで来るかと思っていたら、プリントアウトしたものが封書で送られてきて、ちょっと新鮮。一枚は家族やお墓(゚ー゚)の写真に並べて飾って、一枚は手帳に挟んでいます。
紫がかった細かな花が風にそよぐさまに、何か心も急かされるように感じられる、
秋。
金性(前進・攻撃性)の極まる季節。
あと三か月で年末だ、などという言葉も聞かれるようになり、あぁ、そんなふうにして生き急いでしまうのかな、と、ふと。
いやいや、
「秋は見つけるものだ」
と、
童謡のようなセリフを、今朝聴いていたラジオCMで原田知世さんが言っていたような。記憶違いならごめんなさいm(__)m
秋は逃げていってしまいやすいから、と。意識して、紅葉を眺めたり、ひとときのカフェブレイクを楽しんだり(このへんがCM ^^) 意識して見つけるものなのだ、と。うまいね。
暑さが戻ったり気候が変わりやすく、調子の出ない人も多いよう。
あせらずにいきましょうね。
1976年(丙辰)9月(丁酉)24日(己卯)生まれ。まだ37歳でした。
もともと、「辰」と「酉」の支合を持ち、金性(前進性)の強い桜塚さん。生まれ日の「卯」(木性)が、「辰」「酉」を弱めるブレーキとなっていましたが、
35歳から10年回る干支が「辛(金性)丑」。金性が強まり、「丑」が「酉」と半会して、「卯」のブレーキが外れて金性が強まります。さらに今年は、「癸巳」年で、「巳」「酉」「丑」揃った三合会局という約束事になり、金性が極まり、巻き込まれるように進んでいきやすい時期。
そうして、事故にあった10月5日はまだ9月扱いの「辛(金性)酉(金性)」月。金性ばかり。
守護神「丙」も、「辛」と干合変化して、役割を果たせません。
こんなときはどうすればよいのか。
急がないこと。と、コトがおこってから言っても空しい言葉。
けれど、注目をひく「禄存星」「天将星」が回る今年らしく、彼の魅力を刻みつけて逝った。と、分析しても心が弾むわけはなく。
…年に何度か、身近な人を突然失った方がいらして、
「どうして」と問われることがありますが、その人を納得させられる充分な言葉をわたしは持たないのです。同じ生年月日でも命の動きは同じでなく、置かれる環境や家族関係など影響します。
「どうして」と何度も尋ねられ、モゴモゴ言い、相応に哀しくなることもあり占い師失格ではないかと何度も思わせられて、やがて、自分自身も「どうして」「どうして」と問いあぐねておのずからこのような道へ入ってきたことを思い出すのです。
どうして?
その問いは、残された人の背を押してくれる何か力なのかもしれません。
何かクラ~いブンショになってしまいました。秋の陰の気にやられた? 帰って「リーガルハイ」でも見ましょう。陰気を飛ばすのは、陽の気。火性の笑いで、火剋金、緊張した金性を緩めないと。
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maさん、こちらにもコメントありがとうございます。励みになります。
またお気遣いいただき恐縮です。
maさんも、冬が来る前に、色々な秋、つかまえてくださいね。
投稿: 恵美花 | 2013年10月16日 (水) 18:22
響くコトバの草草に、自分の歩み方まで考えさせられました。
こういうものを読みたくて、このブログ、離れられないです。
ご自身もどうぞあたたかくお過ごしになって、輪郭のはっきりしない秋をたくさんつかまえてください
投稿: ma | 2013年10月16日 (水) 01:45