文系、理系、超文系？占いは合否ではなく道をすすむ術。

陽が暮れて。三連休いかがお過ごしでしょう。

わたしは１月の休日が少ないので、鑑定、授業以外で根を詰めないよう注意して日々努めています。好きな仕事でも、ゆとりがないと、こころが乾いてしまうから。

こころが能面のようになっては、相手も自分も悦びがないでしょう。

それでも一日終わる頃にはいくらか乾いてしまうみたい。そんなときの潤い補給にわたしは、人間以外の動物が欠かせません。

たとえばうちの老猫様。よたよたと、けれども巧妙に動いている姿が、なまなましく、いつまでたっても新鮮で、動作を目で追っているだけでホゥッとできます。ちいちゃい体にちいちゃい内臓やら内容物の仕組みが埋め込まれ長くうまく作用して動いていることに、いちいち感動できるじぶんを、おめでたいと思うし、おめでたく出来ていてしあわせ。

そんなわけで、地方の方から届いた「わが家の裏山に猿の親子が出没」というメールにも、ホゥッ(*ﾟｰﾟ*)と潤い補給。

遠方から問い合わせが続いたり、数年ぶりに訪ねてくださった方がいたり、おのずと気持ちの改まる年明け一週間でした。

なかでも、5年ほど前に観て印象に残っていた手相の方が訪ねてこられ、活躍ぶりを聞けたことが有意義でした。（詳しくはもちろん書けませんが）、数字やお金を扱うお仕事を長くされています。

どう見ても文系中の超文系というような、長く下降している知能線の持ち主で、手相の基本の見方に従えば、数字やお金の運用は向いていない、という答えになるのですが、その人は数字の仕事が「好き！」と主張されていて最初は少し意外に感じたものです^^;　けれど、その後、似た手相の人たちを観てきて、

そっか。好きなことなら、大丈夫なんだ。

そっか。マイペースで動ける環境なら、文系タイプの手相でも、数字やお金の仕事で成功できるんだ。と、実感するに至りました。

その方たちのおかげで、手相鑑定の幅がひとつ広がったわけです。

手相の基本の見方によると、知能線が長く下降する人は、じっくり考える文系タイプ。知能線が横へ直線的に伸びる合理的タイプに比べると、作業能率はよくないが、好きな分野なら職人的な仕事ができることが最大の長所です。おだやかなムードの持ち主で、人情味も感じさせる。

ですから、顧客一人一人に誠実に向き合う人柄勝負の活動を、粘り強く続けていけば、いわゆる営業タイプの人と差別化できます。知能線が長く下降する人は、専門性を深めることと、人柄を打ち出せるかどうかが大事なのです。

さらに、手のひらのかたちが長すぎずできれば四角張っていることと、経済生活にある程度余裕のある状態でスタートすることが、文系タイプの手相の人がビジネスで成功する条件のようです。

色々な手を見せていただき有り難く。色々な生き方を教えてくれて感謝します。

…かくいうわたしも、右手は知能線下降の文系タイプ(ﾟｰﾟ)　でも手のひらも長いので商売には向きません。そのような自分で現実にまみれてよくがんばっていると自画自賛(ﾟｰﾟ;　だからそろそろ猫を見に帰ろう。写真は電車の窓越しに撮ったもの。車窓の風景、特に空の色を眺めているのも、いいですね。また一週間、マイペースでまいりましょ。

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