自分で決める他はない。
冬将軍、容赦ないですね。雪の被害に見舞われた地域のご苦労いかほどでしょう。心からお見舞い申しあげます。
行政や個人の備えや意識の大切さを痛感させられる出来事が続きますね。自然への畏れを忘れないようにというメッセージを、わたしたちはしっかりと受け取れているのでしょうか。
さて、と。今夜は、久しぶりの手相の勉強会(自由参加)がありました。3か月ほど間があいただけなのに、それぞれの近況が随分変化していることに驚きます。おのおののスタイルで動いていく様子に、季節の移り変わりのようなあかるさを感じます。ひとも、季節の一部なのかも。
また、今日は、ちょっぴりお年を重ねられた受講生から、曽野綾子さんのご本を貸していただきました。「想定外の老年」というエッセイ集。なかに、手相について書かれた章があるとうかがったので。
曽野さんの左手の手相は複雑なマスカケ線のようです。お話では、イスラムの高僧の手相を垣間見たら、非常に実利的な相で驚いたといったことが書かれているのですが、最後にこうまとめられた個所が印象に残りました。抜粋だと伝わりにくいかもしれませんが…。
「特別に特徴のない手相というものも、世間には確かにあると私は思う。しかしその手の人はそれなりに、まんべんなく他人の行為を受ける愛らしい資質を持っていることが多い。性格は優劣ではなく、ただ限りなく個性の問題だということだ。その個性はしかし宝石の原石だから、自分で磨かなくてはいつまでたっても光らないということだけは、若者達にしっかり言い渡したらいいのである。」
「他人の好意を受ける」ではなくて「行為を受ける」と書いてあるのは、誤植ではなく意図的?と、横道に逸れそうになるのを置いといて…
「ただ限りなく個性の問題」と書かれる曽野さんは、手相観のポイントをわかってらっしゃるようだと感じられました。
今日、別の受講生から、手相を書くのはよいのかという質問も受けたのですが、わたしの答えは…、
くよくよしているよりは、よい線を書いて前向きになるほうがよい。どうぞお書きになってください。けれども、ただ書けばいいのでなく、書いて意識することで変化が起こる。実際のところは、意識や行動の変化が、運勢を変えるということです。
曽野さんが言う「自分で磨かなくてはいつまでたっても光らない」ということに通じると思えます。
昨今、他人をあてにしたり、労力を惜しむひとが多すぎるよ、
…と、老年口調についなってしまいそうなヒトオです。ほんとは恋愛のこと書こうとしてて、まったく別のこと書いてしまいました。本日、終了。想いもまた、季節のよう。明日は降ろうか晴れようか。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
手相の見方教えます
東京 横浜 東横線 自由が丘駅から5分
★仙習院「手相鑑定講座」4月(火曜13/19時・日曜13時)
★よみうりカルチャー恵比寿 第1・3金13時「手相学入門」1月
★よみうりカルチャー横浜 第2・4月19時「手相を読み解く」自由が丘 手相運命学教室・仙習院
手相と算命学が得意な仙乙恵美花のHP
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
« 「やるべきことをやる」、車騎星たましひ。 | トップページ | へんなブログ。本日限定です。(たぶん) »
「本・映画・この言葉!」カテゴリの記事
- 「生まれた甲斐があった」と言える美しさ。そして玉堂・調舒星の艶連結(2023.02.26)
- 道筋を整える、2023 癸卯年に向けて(2022.12.20)
- 月丘ふくらみ夢ふくらみその束の間の夢のありさまは美しいですか(2022.03.03)
- 自立を促す知ることの不思議な喜び(2022.01.16)
- 思い出してもらうのを待っている。なんでもなさと大切さ(2021.07.17)
コメント