占いを信じてはいけない?!
今日、恵比寿のカルチャー講義中に、面白いコト聞きました(゚ー゚)
縁日や観光地などで、手相を読み取る機械を見たことありませんか。時々鑑定してみるという人もいるかもしれませんね。
あれはパターン登録してあるはずですから、手のひらの線が複雑でなく、輪郭がはっきりしている人の場合は、鑑定内容にまずまず納得いくのではないかと想像します。一方、基本線が複雑でパターンに当てはまらない人や、薄めのシワが多い人だと、どの程度納得いく結果がでるかわかりません。
それで、ある受講生の方(Aさん)、機械でたまに鑑定するらしいのですが、
「”わがままで感情の起伏が激しい”と判定されるので、自分では気づかないけどわがままなところがあるのかなぁ~と思ってました」と、ニコリ。
(゜.゜) いいひとだ。
確かに、感情線に乱れがあり変形している箇所もあるけれど、全体の長さや枝分かれしている状態を見れば、人あたりよく気遣いもできそうな方です。細かな部分が薄いので、機械は対応できないのではないでしょうか。
ヒトオ「で、実際に、感情が乱れてコントロールできなくなったり、家族や他人とトラブルを起こしやすいほうなんですか?」
Aさん「自分ではわからないけど、そう判定されたらそうなのかな、と(笑)」
(゜.゜) いいひとだ。
ヒトオ「思い当たることがないのなら、機械の判定を信じないでください(笑)」
Aさん「それでいいんですか」
いいんですよ~(^.^) 機械でなくても、占い師に何か断定されても、思い当たることがないなら、信じなくてよいのです。
例えば、程度にもよりますが、占いで相性がよくないと判定されても、工夫して仲良くやっていこうという気持ちが大きいなら、おつきあいしていてよいのです。
その場合、どこで躓きやすく、どう工夫していけばよいか知ることに、占いを使っていただきたいです。
わたしは、何事でも自分で実感しないと信じられないし人にも勧めにくいたち。「占いなんて」とたまに言われても今の仕事を続けているのは、様々な実感と意義を見出しているからですけど、
知らない人(や機械)に言われたことを、あまりに鵜呑みにするのはお勧めしません(゚ー゚)
違うと感じたら、それは違うのです。自分の感覚を信じましょう。
自分を信じられないと弱くなります。
ただ、一方で、(脅かしなどは除いて)占いで指摘されたことをかたくなに否定するのも、どうかと思えます。たとえば旅行に興味のない人でも、「旅行すると運がよくなる」と言われたなら、物は試しと吉方へ出かけてみればよいと思います。大げさな旅行でなくてOK、興味のある催しや庭園などを数時間見に行くだけで視野が開けるはずです。
運気が落ちたと感じたときには、素直になること。それが一番の開運法。
信頼の置ける人の言葉に素直に耳を傾けること。
多くの人を見てきて実感しています。「でも、でも、」と言う人は、なかなか運気転換できにくい。
でも(゚ー゚;、自分の判断をなくしてはいけません。占いに寄りかかりすぎると自信がなくなる。
占いを使う人にとって、占いは、素直に問うと、「こうすればうまくいくと思うよ」と利害関係抜きで答えを返してくれる、頼もしいバディーのようなもの。相性についても、甚だしく危険という場合は警鐘を鳴らしてくれます。が、そういう人物が、ある種ショック療法的にあなたの人生にプラスの転換を促しに現れる時期もあります。
気をつけるべき時や相手に対する術を知り、災いを最小限に抑える。よいと言われる時期によいとされる行動をして現実面、気持ち共々上げていく。役に立つ相棒として、まじめに上手におつきあいいただきたいものです。
そうか、受講生のAさんも、気づきを得るアトラクションとして手相鑑定マシンを楽しまれているのかもしれませんね。わたしも一度体験してみましょう(゚ー゚)
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
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