過去から未来へ軌跡を照らす新年、2016年に寄せて。
わたしは、近くの熊野神社にお詣りして、今日が仕事おさめ。最後の仕事が、お若いお客様の手相鑑定で、なにか初々しい気持ちになりました。
でもふり返れば、自分もその年代の頃が苦悩深かったかな。もう随分忘れてしまった(゚ー゚)
それはそうであろう、今年受けた脳のMRI検査で、(特に問題なく)「年相応の老化脳」の判断が下ったわけだし。
どんどん忘れていきますね。忘れたくないことまで、忘れないように気をつけよう。
MRAで撮影された脳の血管が(某氏いわく「山手線のような」)きれいな流線型だったことや、首の(ストレートすぎる)骨のレントゲン写真に「美しい…」と見惚れたことなどは、わたし、忘れないのですが。役に立つことを覚えるとは限らないもの。脳は、結局覚えたいものしか覚えないのよね。頼むよ、脳、マイ老フレンド(゚ー゚)、ともに、
新しい年を迎えましょう。
2016年は「丙申(ひのえ さる)」年。東洋系占いの多くは2月4日立春から丙申年としますが。今年迷いながらも動かしてきたことに、光が当たります。
十干の「丙」は、明るく強い火性で、自然界で例えると、世界をまんべんなく照らす太陽になります。
漢字の「柄」や「一」にも関連して、突出して伸び出す動きに通じます。
十二支の「申」も、また、「伸びる」に通じ、五行で言っても、積極的で前進性の強い金性ですから、
新年「丙申」年は、今年よりも物事の動きが活発になり伸びてくる。個人でも、じっとしていられない気運が高まり、もともと動きたい人も、まだこもっていたい人も、それぞれに試されるでしょう。
陽気の強いムードですが、極まればかえって陰気を呼ぶのが自然のシステム。ムードに流され楽天的になりすぎないよう、危険への備えなど怠らず、着実に進んでいきたいものです。
そうして、隅々まで行き渡る光は、置き去りにしてきた過去や犠牲を照らしだしもします。福島第一原発事故問題もまだ終わっていませんね。
見たくないものを目にしなくてはならないこともあるでしょう。けれどもそれは、罰なのではなく、将来への過程、カミサマの与える光(゚ー゚)として受け取りたい思い。わたしは特定の信仰宗派なく、八百万のカミ信者ですけども。
「申」は、そんな「神」のカケラでもあります。あっち行ったりこっちぶつかったり伸びたり叫んだり考え込んだり、じっとしていない、一生をちょこまか進み動くイキモノたちの軌跡を、光が照らしてくれている。道を誤り過ぎないよう、未来へ備えていけるように。
そんなふうに考えれば、やみくもにあせらず、
陽の火性である「丙」の持つ、極端に偏らない"バランス感覚"を、忘れないで、自分の目でまわりをよく観察、自分からよく動いて、明るい方向へ自分を耕していく年にしたいものです。
年末年始、のんびりできる方も、忙しい方も、
あなたの体の中で脳や骨や筋肉が(脂肪も)休まずがんばってくれてますよ、
お体いたわり、穏やかなお正月をお迎えくださいますよう。
様々な状況にいる方々の新年が痛み少なく実り豊かなものとなりますように、心から願います。
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