あかり。
クリスマスのイルミネーションがあちこちで楽しめるシーズンになりました。ヒトは光に引き寄せられるもんですね。電気節約の工夫は忘れられてないと信じたいですけど。メリハリ大事。
昨夜、何気なく見あげた空に浮かんだ月の存在感にハッとしました。スーパームーンなんですね。今夜が本物だそうですが、このあたりは雲行きあやしく、お目にかかれないかもしれません。
月や太陽の明るい形を目にして希望を見たり、天変地異など怖れを感じたり。ヒトの本質は昔も今もさほど変わりませんね。
明るさは希望。幻想のこともあるけれど、希望がゼロよりも幻想でも抱ければ、とりあえず気分はやわらぐ。アメリカ大統領選で敗れたクリントンさんには幻想の入るすき間が最後なくなってしまったんですね。
占いの大家、浅野八郎氏のカバラ本は、大変わかりやすいものですが、それによると、運命数「9」の年は、「完成の年」。ひとつの物事や時代に区切りがつき、次の「1」の年、大変動の年へ続く流れのために、大きな問題が発生しやすい。
2016年は2+0+1+6=9。
1989年、東西ドイツを隔てるベルリンの壁が崩壊したのも、1+9+8+9=27⇒2+7=「9」。奇しくも、壁崩壊の日は、大統領選挙とほぼ同じ11月9日でした。真逆の方向性の出来事と思えるのに。おもしろいな。
ただおもしろがっててもいけませんが、ヒト個人個人の思惑を超えたところに働く大きな流れがあるというのは、運命学に添う者なら納得のいくところでしょう。
でも、それでいて、ヒト個人個人と、大きな流れが無関係かというと、そうではないところに、またおもしろいところがある。
時代時代で起こる様々な反対デモ、主張、議論、それらが、大きな時の流れの中で無意味なことはなく、「どうせ運命だから何やっても無駄」と、さめている人のほうが、無意味の波に押し流されているでしょう。
ヒトの主張や行動が、大きな流れに作用していくことは必ずある。そのプロセス自体が、大きな流れにプログラミングされていることだとしても。
このところ、自分が子供の頃、60年代終わりから70年代前半の時代のムードを思い出すことが多いです。時代は、妙に浮足立っていて、そして暗さが漂っていた。(個人の感想です(゚ー゚)
地方ではカラーテレビが普及し始めた頃です。アメリカとロシアの冷戦、ベトナム戦争、恐ろしい公害病報道。少女漫画を開くと楳図かずおの「へび少女」?、それは関係ないですかね、怖かったです(^.^) 田舎で親もまじめでビートルズとか知らないでいたからでしょうか? 万博も、遠い世界のことでした。
性格もあるでしょうが、第三次世界大戦が起こったらどうなるんだろう、というようなことをいつも考えている子でした。今より落ち着いていてものがわかっていたような(゚ー゚) エログロナンセンスや、占いもはやってきていて。当時の占い本を今見ると、現代よりも表現があけすけでセックスネタなど自然に多いですね。手相の本も、あからさまなイロカネヨクにこれからさらに傾倒していくのかしらん。
算命学では、50年周期で時代が巡るというとらえ方で、日本視点で見ると、波乱期から再び守りの時代へという流れの中にいます。
政治家の星と言われる「石門星」の時代ですから、チームや集団を守っていくために、どんな相手とも、とりあえず握手して外交していく手腕が問われます。互いを罵りあっていた同士でも、オバマさんとトランプさんのように…。個人でもそうです。とりあえず好き嫌いは脇へ置き、適当にやりとりして互いの利害関係を保っていけるタイプの人が生きやすくなる時代です。トランプさんは、なるほど石門星的な大衆和合性に優れていますが、外交手腕のほうはいかがでしょう?
トランプさんて、行動にダイナミックなところがありますが、価値観は、主星が頑固一徹な「貫索星」で、北の星が保守伝統的な「玉堂星」ですから、子供の頃の教育そのまま、考え方や価値観が早いうちに決定され、ほとんど変わらない人です。
それから、何か理想の旗を掲げて突っ走ると、人がついてきやすい「初代運」の気質を持つ子丑天中殺グループの人です。日本でも、政党の党首や教祖に子丑が多い。庶民感覚があり、夢に生きるようなところがあり、年をとっても若々しい傾向です。アメリカ大統領では、トルーマン、リンドン・ジョンソン、お父さんのほうのブッシュ氏らが子丑天中殺。
40年代以降のアメリカ大統領を見ると、子丑天中殺と戌亥天中殺の人がダントツ多いのが日本と異なるところ。戌亥天中殺も、子丑天中殺も、大衆に訴える「精神性」を持ったグループです。
戌亥天中殺には、ルーズベルト、アイゼンハワー、ケネディ、ビル・クリントン、オバマ各氏ら、人気者も多い。戌亥天中殺の人は、本流からはみ出すような変わり者なのですが(゚ー゚)、心に響く「明言を吐く」と言われますから、大衆に訴える長期の論戦が重要な大統領選挙では有利なのかも。
それに比べて、日本の総理に多い一番の働き者で(少し落ち着きがない(^.^)? 現実的な申酉天中殺の人は、子供のほうのブッシュ氏一人だけ。今回敗れたヒラリー・クリントン氏は申酉天中殺でした。
辰巳天中殺グループにいたっては、大統領選挙に勝って就任した人は一人もいません。ウォーターゲート事件で辞任したニクソン氏(午未天中殺)に替わって大統領になったフォード氏一人が、辰巳天中殺。フォード氏は次の選挙で負けていて、選挙に勝たずに大統領になった唯一の人です。
破天荒で個性きわだつ辰巳天中殺さんですが、表現がぶっきらぼうな傾向なので、長期にわたる論戦型選挙では聴衆に訴えにくいのか。何かドリームを光らせてもらわないと、アメリカ人は受け入れにくいのでしょうか。また長くなってきたので、やめますね(゚ー゚)
…先週末はCafe NAVYさんで運命学ワークショップ、無事終了。ちょっと早めに、「よいお年を」と、帰りにご挨拶しあいましたが、
完成の2016年は、まだ少しあります。今までやってきたことをまとめたり、愛情の結実(゚ー゚)を楽しんだりしていきたいものです。何らかの問題発生は、来年のリスタートに備えるきっかけとして、いたずらに落ち込みすぎないようにして対策を講じましょう。
田園都市線「たまプラーザ駅」から、カフェのある「すすぎの入口」バス停まで、バス車内から眺めたイチョウ並木がきれいでした。
いっときの寒波にやられたせいか、すでに茶色にちぢれた葉も多かったのですが、そこがまた風情ありました。
寒気にさらされて、枯れもせず、りんとして。木も、また、明かり。あちこちに灯っています。
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