手の百科事典、できました。
ずるずるしていて、ようやく買ったのです。 「手の百科事典 」(バイオメカニズム学会編 朝倉書店)!
ちょっとお高いのもあって(^_^;)
ええ、わたしも執筆者に混ざり、「手相」の項目を4ページ書いています。著者なんですけど、執筆者が100人以上いるので、編集委員以外の著者献本がなかったのです。
しかし、実際に手にしてみると、もっと早く手に入れればよかったと思えます。ずしりと分厚く手応え充分(B5判600頁)、たぶん読み応えも。ケモノとロボット好きなわたしには面白いページが多くありました。(←早く買いなさいよ(^_^;)
Amazonなどに詳細説明がないので、少しご説明。内容は以下のように五部に分かれています。
第Ⅰ(構造編)、第Ⅱ(機能編)、第Ⅲ(動物編)、第Ⅳ(人工の手編)、第Ⅴ(生活編)。
手の骨格や動きの仕組みなど学術的なことから、ロボットやカメや鳥の手(翼)、ネイルアートや手品など身近に感じられる知識まで、事典なので文字小さく文章がカタイですが、「手」について多面的に考えられる一冊となっています。
第Ⅴ編の目次をたどってみると…
食べる手、働く手、糸つくりの手、縫製・編み物、石器作りの手、土器づくりの手、子育ての手、手の遊び、手品、伝統芸能の手、ピアニストの手、弦楽器の演奏、ボールを握る手、グリップを握る手、武道・格闘技の手、杖の握り、ジェスチャー、狩猟採集民の手ぶり、手話・ろう文化、書字、点字、視覚障害者のさわる文化、つなぐ手、愛撫する手、道具性と手性、インターフェイスとしての手、IT社会における手と指、手と暴力、手の拡張としての道具,手を模した道具、指輪、ネイルアート、手袋、食品としての手、野生動物の手の使用、利き手、手相、手のモジュール、「て」の言語学、切手に書かれた手、架空の生物,キャラクターの手
続けて音読してみると、なんだか詩みたい。?
わたしが担当した「手相」については、様々な流派や見方があることを踏まえて、なるべく偏らないよう意図して基本情報をまとめました。(地味な図はヒトオみずから描いております^^) ですので、手相に詳しい人にとって目新しい情報はないのですが、「手相」の他に、指紋や、手指や爪の発生、力士の手形の検証など、様々な情報がありますので、「手」そのものについて興味のある人は、知的好奇心をくすぐられるのではないかと。
ちなみに、この本、原稿依頼いただいたのが2012年で、締切通りに原稿を送ったのですが、その後なしのつぶてで、企画が流れちゃったんかなぁと思ってました。(あとがきを読むと、企画が持ち上がったのは2009年だそう)。
それから、幾年月。
少々地味な本ですが、売れ行き好調とのことです。
できてよかったです。
図書館など置いてある機関もあると思いますので、目に触れたら手に取って楽しんでいただければうれしいです。
執筆者一覧もご覧ください。多くは大学教授など立派な肩書きの面々に混じって
「仙乙恵美花 占い師」の一行を目にするだけでもホッコリできるかと(^.^) バイオメカニズム学会の方々、朝倉書店編集部方々、ご尽力ありがとうございました。
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東京 横浜 東横線 自由が丘駅から5分
自由が丘 手相運命学教室・仙習院
手相と算命学が得意な仙乙恵美花のHP
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