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2018年1月 4日 (木)

算数の心。占いの心。

201801011あらためまして新年おめでとうございます。

本年もよい年にしていきましょう。

写真は早稲田、穴八幡宮の流鏑馬像です。こんなふうに的を定めてシャキッと、いきたいなぁ。 

いつもと同じ月末から月初へ日が移っただけなのに、「新しい年」と定めてあることから、気持ちに多少変化が生まれてくれる、その人体の意識の仕組みと、暦を創ってきた人々の叡智とご苦労に感謝(゚ー゚)

わたしは、暦が好きなのですが、暦の原理について書かれたものを読んでいると、どうしても数字の計算になるので、眠たくなってしまうことが時々あります(^_^;) 

数字、算数、数学が得意でないのです。

努力家なので(^.^)中学までは詰め込みでついていけましたが、高2ぐらいで理解できなくなり苦痛でした。もう数学と物理がいやで、早く勉強から解放されたかった。

暗算から苦手で、机の下でこっそり指を使って計算していたぐらい。

ホントにだめねぇと思いながら、なぜだかまた暦や数字の本を買ってしまうのです。なんででしょ。

「ワケアリな数学」なんて目にすれば、「イヤ!」という気持ちと「ドキ!」という気持ちが同時に湧くでしょう。

お正月に読んでいた「夢中になる!江戸の数学」(桜井進著・集英社)という本に、なるほどと思えた言葉がありました。

今の世の中には、「数学嫌い」が多いそうだ。 

しかし、「嫌い」は「好き」の裏返しだというのが私の持論である。まったく興味のない対象のことを、人間は嫌いにもならない。 

したがって、「数学が嫌いだ」と言う人は、実は数学のことが気になって気になって仕方がないのである。できれば、それが「好きだ」と言えるようになりたいのである。」

確かに、特に物理には憧れがあります。できないのに、いやなのに、好き♡みたいな。数学や物理が得意な人を特別視していた記憶が(゚ー゚)

「江戸時代には、そういう数学への興味を、素直に「好き」へとつなげる空気があった。

それは、学問というものの面白さをまっすぐに見つめる視線があったからだろう。

受験に成功するための「手段」ではなく、それ自体を「目的」として楽しむ姿勢。」

江戸時代には、数学が流行っていたのだそうです。

はやりのスポーツや芸能みたいに。

入試を受けるわけでもないのに、算術(和算)の問題を、一般庶民がこぞって解いていたらしい。数学愛好時代。

そして、難しい算術の問題を書いて木製の額に入れた「算額」というものが、国内ほうぼうの神社仏閣に残っているそうです。

「算額」の問題が解けた人は、その解答をまた「算額」にして誇らしげに発表する。そこに自分が考えた難問を付け加えることもあったそう。数学リレー時代。

でも、なぜ、数学の問題や解答を書いた「算額」が、神社仏閣にあるのか?

それは、難問を無事解けたことを神様仏様に感謝!するために、人々が奉納したものだから。

江戸時代の人たちには「難しい問題が解けたのは、目に見えない不思議な力のお陰だと感じられたのかもしれない」と、著者は述べています。

また、スポーツや芸術同様に、「自己表現の一種」でもあったと。

面白そうだなぁ。恥ずかしながら、この本に紹介されている和算問題をスラスラ解けないわたくしですけれども… シャキッと解いてみたいのかもしれません。

長く続けている占いや運命学の勉強は面白いとはいえ、それでも、必要に迫られて手段として学んだ部分も大きいように思えます。わたしも、ようやく(?)、学びの心そのものを楽しみたくなれたのかな。

「〇〇のためにがんばる」を過ぎて、純粋に「〇〇をがんばる」行為を面白がってみたいのかな。

意識の移ろいが不思議で面白いです。自分が一番の謎で、謎解き好きは一生退屈がないのかも(^.^)

算数の心に従うときは泰(やす)し、従わざるときは苦しむ」(「不休綴術」)

「数の世界にある調和の調べ」に共鳴することを、「算数の心」と表した人がいるそうです。その境地は、わたしにははるか遠く思えますが、

遠いのは、わるいことでもないな。


201801041…つれづれ書いていたら深夜に。

赤い写真は、初めて買った福袋です。

自由が丘デパートのはちみつショップのもので¥2,000、はちみつ三種、ローヤルゼリードリンク、はちみつ入り甘納豆、はちみつのどあめが入っていました。

はちみつで冬をのりきろうと思うのです。

寒さはこれからがピークでも、陽はわずかずつ長くなります。

冷たい季節の真っただ中に、はるか遠い春の気配が芽生えはじめるのだと、自然が教えてくれています。

今年は「算数の心」、「武道の心」も育まれるとよいなぁ。

そうして、「占いの心」にも、心機一転、素直な姿勢で従っていこうと思っています。

本年もよろしくおつきあいのほど(^.^)



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本・映画・この言葉!」カテゴリの記事

コメント

haruhiさん、

あらためまして新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

「道」のあるところに、「心」があるんですね。

長年、占い業に携わっていながら、いつまでも占い師であることに微妙な違和感を捨てきれずにいましたが、(そんなセンセイで恐縮です) でも、

「算数の心」から、「占いの心」という言葉が浮かんだら、

ストンときました。

そうか、人の思惑とか余計なことにとらわれず、占いの心に従っていけばそれでいいんだな、と。

(^.^)

確かに、いろいろ他の分野にも応用できそうです。

あけまして、おめでとうございます。新年のブログ、とても楽しく読ませていただきました。

「数学の心」・・・いろんな分野に使えそうで 妄想中です!!先生の武道も 楽しみにして

います。今年も、よろしくお願いします。

                                  

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