ランナーという茎を伸ばす、「乙」。草の命
ダイナミックな寒暖差が自律神経に響きそうなお年頃のヒトオですが、皆さまは大丈夫(^.^)?
ショック療法で体のバランス整えようと、渦中の俳優が出演しているR18映画「愛の渦」を見てみました。過激そうで敬遠していた、というよりも、おとなになってしまいエロさにしらけたりしたらかえって自分つらいかも(゚ー゚)、と思って見ていなかった作品。
裸だらけでしたが思っていたより過激でなく、そこここで笑えてきて、ほんのり切なくいい映画でした。
人間、なにを求めて生きているものか。へんないきものなりね。
また、渦中の俳優に関心のあったわたくしですので、彼がつきあっていたとされる彼女達の星をすみやかに算出。三人とも、算命学で対人関係を表す東の星が自由人「龍高星」で、変人好き。普通の人だと物足りない、よく言えば知的好奇心旺盛な方々。そのうち二人は、配偶者のタイプを表す西の星も「龍高星」でした。
宿命の形って不思議だなと感じますけど、体験学習派の龍高星だから、実践の学びを次にいかしていかれることと思います。
さて、十干の続き。
乙(きのと・おつぼく)の日に生まれた人は、草花に習うスタイルがあなたらしいのです。ちなみに、渦中の人も乙酉日生まれ、草の人でした。なにをやっとんじゃ。失礼。
譲らない頑固な面を持ちながらルール、調和を守ってこその草花です。
乙(きのと) あなたは「草花」です。
仲間と寄り添い育つ可憐な植物の姿に似て、あなたはソフトなムードで、人あたりの柔らかさ、協調性があります。
風になびいて揺れるように、迷う気持ちが出やすい一方で、地面に根を張れば、少しぐらい踏まれたり折れたりしても、枯れずに伸びていけるしぶとさを持っています。
柔軟な態度を保ち、好き嫌いに余りこだわらず適度な人づきあいを続けていくことが、運気を強める秘訣です。
いきづまったと感じた時には、コンクリートのすき間にも生えている草のしぶとさ、しなやかさから学びましょう。柔らかいことが強みです。
自分を見失いそうな時は、生花や、花の絵を飾ったり、緑道や植物園を散策したり草花に親しむのがおすすめ。草の色であるグリーンやブルーが心を落ち着かせてくれます。
草花に生気を与えてくれるのは明るい太陽と澄んだ水ですから、赤やピンクなど暖色系と、水性を象徴する黒、紫色がラッキーカラーになります。
草のことを考えていたら、詩人の絹川早苗さんから詩集「ボタニカルな日々」(A Factory)」を送っていただきました。
トンがっていた30代のわたしを寛容に受け入れてくださった絹川さんと、最後にお会いしてからどれだけの年月がたったことか。
詩集には、身近な植物との暮らしを綴った気負わない作品が並んでいました。ひとつご紹介(゚ー゚)
風媒花
美しい人の まつ毛のように
蕊(しべ)を長くのばし
うつむきかげんに咲いている
梅の花
恋の仲立ちをする昆虫たちも まだ少ない
この寒い季節に どうして
このように柔らかな花びらを ひろげるのか
それは 気ままな風を頼りにして
相手にたどりつかねばならない
風媒花でもあるから
他の花が まだ 固い蕾の中で
うつらうつら まどろんでいる間に
冷たい風に乗せて いち早く
恋の成就を果たそうとする
---花の姿
植物は動けないという
定義こそ あやしい
草は ランナーという茎を
つぎつぎにのばしては 根をおろし
あちこちを さまよい歩く
蔓となって 高い樹木や崖をよじのぼり
どこまでも 高みをめざす
子どもたちを はじき飛ばしたり
風や動物たちをつかって
遠くに運んでもらったりもする
それら動き回る草木たちと
日々闘いながら
動き回ることのできる動物のわたしなのに
なぜか ここに根をおろし
動くことができない
…動いていますよ。
ずっと書き続けてきている絹川さんの分身が、
わたしのところへ届きましたよ。
「植物は動けないという/定義こそ あやしい」というとらえ方が好き。
作者が80代になられていることに驚きながら、植物に照らし自分と世界を想う思考に触れて、励まされる気がしました。
自分だけでは立てない蔓は
支えるもの 巻きつけるものを
探しながら さまよいつづけていく
人である わたしもまた
望みなどに向かって
どこまでも のびあがり 生きつづけ
支えるもの 巻きつくものを
探し求め さまよってきたのかもしれない
(「蔓という 命」部分 同詩集より)
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