「手相の完全独習」増刷感謝です&結婚線補足
大雨が気掛かりですが、
これから台風シーズン、備えして、被害最小限にと願うばかりです。
久しぶりの更新がまたセンデンにて恐縮ですが、拙書「基礎からわかる 手相の完全独習」(日本文芸社)、おかげさまで7刷になりました。
おもしろおかしく書いてある本ではないのですが、手相を学ぼうという方々に「わかりやすい」と言ってもらうことも多く、
自分と運勢の不思議を知る手掛かりのひとつになっているとしたら、大変うれしく思います。持ち歩き便利なKindle版もございます。
今回、6刷との変更点はありません。
ひとつ修正しだすと、すべてに手を入れたくなって別の本になってしまうかも。
この本が間違っているのではもちろんありませんけれども!たくさん鑑定をしていると、伝統的な解釈とちょっとズレているのでは、とか、こんなとらえ方のほうがピッタリくるんじゃない?というような発見が次から次から出てくるのです。実際に真剣に鑑定している手相観なら、わかってくださることと思います。
定番みたいな知識があり、そこから、広がる微妙なニュアンスの応用篇が本当はある。ただ、それらを細々書いていくと、特に初心者の方は覚えにくいと思います。
具体的にこの本で気になる例をあげると、「結婚線」の流年法(p.23)の記載でしょうか。
流年法は、東洋手相、西洋手相でかなり異なり、また、同じ西洋手相でも、流派や手相観によって異なるところがあります。どれが絶対正しいということは言えないと思います。合っている合っていないを判断するのは、鑑定を受けた人だから。
結婚線の場合、わたしは、小指の付け根と感情線の中間地点を、その世代の結婚適齢期とする見方を使っています。
今の時代なら、男性30歳、女性なら28歳ぐらいが妥当かと。
けれど、50代以上の女性なら、「クリスマスケーキ」と言われて、25歳になる前に結婚しないと売れ残ると脅かされましたから、それがなかったらわたしなど結婚しなかったかもで(-_-) そんなわけで、小指と感情線の真ん中は、中高年の場合、男性28歳、女性24歳ぐらいになります。
今、書いてある「男性30歳、女性28歳」は、厚生労働省の人口動態調査から算出してあります。平成13~22年の平均初婚年齢の平均値ですからデータが古いですよね。ここ数年の数値を加味すれば、確実に男性は30歳を超え、女性も限りなく30歳に近くなるのです。
けれども、これ以上、結婚線の適齢期年齢を上げられない、
というのが、わたしのとらえ方です。
中間点を女性30歳などとするとかえってあたらなくなるでしょう。
もともと、結婚線というのは、経済観念や生殖器官に関するエネルギーをたくわえた水星丘に現れる線であり、男女がカップルとなり子供を作って安定した家族生活を送ろうとする安定エネルギーの強さを表しています。
それなので、感情線のあたりが10代後半、小指の付け根は子供を産めるギリギリラインぐらい、というのが自然です。わたしのとらえ方です。
50代後半以降の結婚や再婚の時期は、運命線の変化などで見ていくほうが実際的です。
結婚線は、異性と家族を作ろうとする運気の高まる時期の目安を表しており、また、相手の運気も関係しますから、実際の結婚年齢とずれることは多々あります。
結婚線は、主にその人の結婚観や、安定意識の強弱を表しており、結婚の時期を見るには、運命線の変化などを要チェックです☆彡
そんなこんなを学んだ「自由が丘 手相の女神」さんたち(写真)、
東京ビッグサイトの「癒しフェア」、盛況のうち終了しました。ご来場くださった方々、いつも見守ってくださっている方々に感謝いたします。
経験を糧に、研鑚を積んでいくことと思います。お気づきのことがあればお知らせください。
次回は、9月15日(日) 浅草で行われる「心と体が喜ぶ癒しフェスティバル」に出展するとのこと。
入場無料ですので、ご興味があれば、浅草見物とあわせてお寄りいただければと思います。
10:30 – 17:00
東京都立産業貿易センター(台東館)6F /(浅草駅から徒歩7分)
9月の「癒しフェスティバル」には、人生経験豊富な当教室修了生コンビ「K&M」さんが初出展するのをはじめ、関係者が多く出展する予定です。
その他にも魅力的な手相ブースがいつもより多いようなので、比べてみても楽しいかも(^.^)
基本的な鑑定は同じと思いますが、鑑定士の見立てによって異なる部分はあります。そこが面白いところ。
また、質問したときに返ってくる答えやアドバイスの仕方も、鑑定士によってちがうでしょう。
不思議と、自分に合う鑑定士、自分に合うお客様にご縁がつながるものです。
わたし自身も、どうしてこのお客様はわたしのところへ来てくださるのだろう、と感じることがありますが、ご縁とはそのようなものでしょうか。
十数年来のお客様とお会いするときには、懐かしさとともに、気持ちが大変ひきしまります。
お客様がわたしを「センセイ」に育ててくださっているように感じ、感謝して努めるばかりです。
写真は、器用な生徒さんが作っている手相鑑定用の「指し棒」です。
かんざしと、アクセサリー用のパーツを組み合わせています。
指し棒は、鑑定に必ず必要なわけではないですが、わたしは推奨しています。
手を直接触るのは、同性同士でも気になるお客様もいますし、くすぐったいし(^.^)
また、指し棒があると、前かがみになりすぎないのでよいのです。猫背になるとかっこわるいし?! お客様のお顔が見えなくなりますからね。
みなさん工夫して、きれいなペンや、先がとがりすぎていない箸やレターオープナーなどを利用しています。
また、「ルーペ」は必須です。
若い頃は裸眼で大丈夫ですが、歳とともに程度の差はあれ目が悪くなり、細かい線や相を見落としがち。
自分の目が悪いせいで、繊細な線を見分けられないことを、相手の手相のせいにするような手相観がもしいたら、それはプロとは言えないでしょう。
ひと昔前に比べると、高齢者が増加したせいもあるのでしょうか、ルーペの種類が格段と増えて、おしゃれなものを探しやすくなりました☆彡
わたし…、今の今でも自分が占い師だということになんとなく違和感あるのですけど、
導かれるようにこの仕事についているとも感じます。
初心忘れず努めますね。
ブログ更新が遅くて恐縮ですが、Twitterは毎日ナントカ更新しております。変なことも書いてしまうのでナンなんですが(いつも?)ご興味あればちょこっとのぞいてくださいませ。
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