”お備え”期間続行中、変化することも備えること
虫の声に秋の気配を感じる頃となりました。まだまだお暑うございますが。お元気ですか。
気ままに出歩けないもんだから、空の写真ばかりです。
えぇーい、夏らしいことしたかったよ。と、もう暦は秋ですけど、
久しぶりに、模擬刀で素振りしてました。模擬刀、重い。
腕、ガクガクになってます… (-.-)
続けないとだめよねぇ。でも、スッキリしました!
それから、災害に備えて(というかコロナに備えて?何に備えるんだかわからないぐらい"お備え"期間続行中ですね。飽きた。いえ飽きずにお備えしますよ)備蓄品チェック、賞味期限切れ直前食品消化中ヒトオです。
缶詰のパンを弁当替わりにしたり、アルファ米をバターで炒めてカレーをかけて食べたりしてますが、
おいしくない( ノД`)…。
ご飯がおいしくないとションボリ~。…こんな贅沢な感想をずっと言っていられますように、そうも強く感じられます。
どこへも行けないと、自然と本を読みますが、
先日、神保町で500円で買った岡田芳朗「暦ものがたり」(角川選書 s57発行)、こむつかしいけど愉しめます。
「とにかく日本人は暦の好きな国民である」というのが持論の岡田氏(わたしもそう感じます)、
著者自身も暦が大好きじゃないと、こうは書けないだろう軽快なバッサリ感が面白いのです。
たとえば、大安や仏滅など今も冠婚葬祭や宝くじを買う時に無視できない?「六曜」について、
その歴史を細かく説明しつつも、
「単純でしかもちょっぴり神秘性を持っている点が六曜の人気の根源である」と、正直なお方。
「六曜」は、旧暦を使っていた頃は、たとえば「正月4日は必ず仏滅」と決まっている素朴な仕組みなので、あまり普及しなかったそう。
その後、太陽暦になると、今年の元旦が大安でも来年の元旦は大安とは限らなくなった。それが"ちょっと神秘"を感じられ、魅力となり、流行りだしたというのです。
また、「他人様が大安で目出度いと喜んでいるのに、あえて異を唱えるようなことはしない」”日本人独特の同和協調の精神”も、流行りの要因。
そうして、古くから吉日を選ぶのに使われた「十二直」や「二十八宿」、わたしの好きな「六十干支」など、暦註には様々なものがありますが、一方では吉なのに他の見方だと凶になることもあって複雑。それに対して、六日ごとに循環する六曜は、シンプルなので、人気が高まったと。
わたしに方位学を教えてくださった先生も、「六曜は迷信。でも日常的に使われているから無視はできない」とおっしゃってました。わたし自身、お客様に問われて開店や入籍日についてお答えする時には、算命学を基本にしますが、やはり仏滅は外します。
「暦ものがたり」の岡野氏によると、
旧暦時代の暦には、何十種類もの"暦註"が記載されていて、そのうち、「二十四節気」など科学的なとらえ方で作られたものもあるが、大半は「迷信的なものであった」と。おぉ、バッサリ!
「そのように迷信的暦註のデパートのような」旧暦なのに、当時でも「六曜」は暦に記載されてなかった、その程度のものだということをとっても熱心に述べられています。
(「六曜」以外の)「他の迷信的暦註に科学的根拠があるというわけではないが、古くからしかるべき陰陽道の書籍に記載され、陰陽家によって正統的であり由緒正しきものとされていたのである。といっても今日の眼から見れば、目くそ鼻くその類で非科学性という点からみれば五十歩百歩というか、全く同じ穴のムジナなのである」
と、もう暦註自体ほとんど迷信だとバッサリ。(太文字にしたのはヒトオ)
こういう本を読むと、暦を使って吉日判定をしている者としては微妙な立場となりますけど、大変おもしろいです。(信じて使うことで向かっていける境地というのはある、とも感じていますから)。
ともかく岡田センセイ、バッサリ感ありながら、大変詳しく暦について教えてくださり、
〇〇オタクの人がバッサリバッサリやりながら漂わせずにはいられない執着心というか愛着感に魅了されます。
わたしは専門家だと自負していますが、オタク度が足らないというか、何ごとに対しても粘着度薄めな人間だからオタクに憧れるのかもしれません。
足らないなりに愛着のある手相、運命学をわたしもわたしのやり方で高めていきましょ。
というわけで、(むりやり)
10月にZoomで手相鑑定講座6か月コース、受講生募集してみることにしました(^.^)
第1~第3火曜日13時~15時
毎月3回受講して6か月で修了します。修了テストを提出してもらい採点の上、修了証書を発行します。
マンツーマンでは今もやっていますが、直接お会いしたことのない複数名を対象にするのは初めて。
ざっくばらんにお話しながら、長年の鑑定体験から実感した実知識を惜しみなくお伝えするのが、当講座の特長だと思います。
でも互いに知らない同士で、対面時のような全力投球ができるかなぁと少々躊躇していたのですが、頃合いな気もしますので、
5名まで全力で(^.^)(但し50代全力レベル)
Zoomの使い方は、一度試してみれば難しくありません。わたしでもなんとかなっているぐらいですから。
事前のパソコンの接続テスト・練習など、1対1で対応しますので(無料)、ご興味があればお問合せください。
テキストや必要書類は郵送。受講料は、Zoom講座に限り、全18講義のうち6講義分ずつ受講日までにお支払いいただく形になります。(銀行振込かクレジット決済)。
詳細はメールか電話でお問合せください。
最近、20年来のメル友?がついにLINEを使うようになり(笑)バージョンアップした様子を知ったのもうれしいし、思いがけず旧知の人が学校紹介動画で熱く語っているのを発見したのも元気がでました。コロナウイルスは憎き存在ですけど、おかげで進めたこともあるでしょう。
変化をおそれず。できあがってしまわずに。そして無理せず、
自分のペースが一番です。
Twitterを日々更新中⇒☆彡 こっちは短いです
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
手相の見方教えます
東京 横浜 東横線 自由が丘駅から5分
自由が丘 手相運命学教室・仙習院
手相と算命学が得意な仙乙恵美花のHP
★自由が丘「手相鑑定講座」9か月コース 6か月コース 日昼/月夜/火昼夜/木昼
★よみうりカルチャー横浜「手相を読み解く」第2・4月曜・19時~20時半 10月開講
★よみうりカルチャー恵比寿「手相学入門」第1・5金曜・13時~14時半 10月開講
★朝日カルチャーセンター千葉「手相を読む」第3水曜・15時半~17時
☆゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜
« 時代を映すファッションと名前、8月。 | トップページ | のんきなことをずっと! 自民党総裁選に想う »
「手相運命学教室」カテゴリの記事
- 運命線がない人は目の前の流れに乗る人(2024.01.29)
- 世界はバランスで成り立っている。禄存星のことなど(2023.11.28)
- 鎖状の感情線の持ち主は心配なのか?(2023.05.29)
- 一芸? 手相を覚えてみませんか(2023.04.03)
- 仙乙(ひとお)恵美花 profile(2022.10.20)
「本・映画・この言葉!」カテゴリの記事
- 「生まれた甲斐があった」と言える美しさ。そして玉堂・調舒星の艶連結(2023.02.26)
- 道筋を整える、2023 癸卯年に向けて(2022.12.20)
- 月丘ふくらみ夢ふくらみその束の間の夢のありさまは美しいですか(2022.03.03)
- 自立を促す知ることの不思議な喜び(2022.01.16)
- 思い出してもらうのを待っている。なんでもなさと大切さ(2021.07.17)
コメント