本気を見たい。改めまして本年もよろしく
氷点下になったり春先の気温になったり、新年一月も半分が過ぎましたね。
緊急事態宣言下で、成人式、大学共通テスト、これから先のオリンピック問題…
適度な危機管理意識と、なんというか客観・楽観力がないと、精神的にもしんどくなってしまいそうな今日この頃ですけど、
生きるしかない('_')
「ファ~イト!」
って、昨夜、久しぶりに見たミュージックステーションで中島みゆきさんが笑顔で歌ってましたっけ。
中島みゆきさん(己亥日生まれ・辰巳天中殺)の影響力ったらなんなんでしょ。はるか遠いわたくし思春期のみぎり、みゆきさんの失恋歌を聴きすぎて、恋愛って失恋することだと学んでしまい、その後イタイ思いをどんなにか重ねたことか(-.-) そして今でも、夜更かしで眼が冴えてしまった時に思い出してお世話になるのが「アザミ嬢のララバイ」。それはどうでもいいんですけど、
近頃の方々は、恋愛で傷つくことを(傷つけることも?)おそれて避ける人が少なくないような印象。"♪みちに倒れて誰かの名を呼び続け"てもいいんですよ。たぶん。(「わかれうた」)
恋歌から人生応援歌ふうの楽曲になってから、わたしはあまり聴かなくなっていたけれど、中島みゆきさんは、良くも悪くも?わたしの(自称)ドラマチック人生を鼓舞したリーダーだったのかも。
なんで「リーダー」なんて言葉をむりやりっぽく出したかと言うと、リーダーシップについて否応なく考えざるを得ないこの頃だから。
日本、どこにリーダーたるリーダーがいるの? 笑 笑っている場合ではありませんネ。
何をやっても、批判は必ず出るもので、すべての人が満足する策などないでしょう。
そこで最善を考えて決断し、説明、理解を求めるのがリーダーなのでは。たとえ理解してくれない人がいても、誰かに憎まれても、トップなら策を決める。
仲間づくりの会食するのに忙しくって、歴史時代劇を最近は皆さんご覧になってらっしゃらないのかもしれませんね。目が弱って、過去の叡智に触れる読書もままならないのかもしれませんね。
せめて自分の言葉で、語られたらよいのに。ヨレヨレしてても、ときにキレてしまったとしても、下々へのお願いではなく、正面から「苦難を乗り切りましょう!」と、なぜ言えないのだろう。
とかなんとか、
言葉が少々きつくなる、わたしも何か鬱積しているのでしょうか。気をつけよう、おいしいものでも作って食べましょう。
さて、と。リーダーシップと言えば、正月の箱根駅伝で駒澤大学を総合優勝に導いた大八木監督のことが脳裏に浮かびます。
はげしい檄をとばすことで知られ、沿道が静かな今年は、その声がテレビでもよく聞こえていました。
2位かなと覚悟しながらも、アンカーの学生に「区間賞狙いで思い切っていくぞ!」と声掛けされた。
相手にプレッシャーをかけすぎず、それでいて挑戦心をふるいたたせる絶妙な表現。監督の檄を受けて、アンカーは自己ベストを出すことに集中し、ペースをさらに上げることができたと、報道で知りました。
チームを優勝に導くために「同じ実力であれば若い選手を使いたい」と、なんというか合理的な判断をしても、そこに信念が感じられれば、理解する人は理解して信頼されるでしょう。その一方で、マネージャーや競技に出られない4年生に対して、「助けてくれている」と、ねぎらう言葉も忘れない。
こういう優れたリーダーはどんな人なのかな、と、思って算命学の星を見てみました。
大八木弘明さん。1958年7月30日(戊戌年・己未月・戊申日)生まれ、62歳。寅卯天中殺グループ。
五行で言うと、「土性」に偏った頑固者の命式で、スケールが大きく一匹狼的ですが、人を惹きつける気質の「土性」ゆえに、不思議と他人を統率することがうまいのです。寅卯天中殺の人も、少々おおざっぱですが、人の才能を見抜いて伸ばす能力があります。
年、月、日それぞれの干支(かんし)の干支番号から形作る「行動領域」は、平均的思考の2領域。着実に人生を歩みます。行動領域が1か2で狭い場合は、戌年と未月との間に「庫貴刑」という約束事のあることが吉と出ます。
律儀な働き者として評価されやすいです。もともと「庫貴刑」は年上とのトラブル運なので、若い人を率いている分には災いが出にくく、また「刑」を持っている人は、はっきりモノを言うカラッとした性質傾向です。
精神性や価値観を表す「陽占」を見てみましょう。
|貫索|天庫
鳳閣|石門|貫索
天胡|石門|天堂
現実的な星の中に、西側に一つだけ精神的な「鳳閣星」がある。こういう形は「東天運」という才能運気で、(この人自体は頑固者ですが)人と適当にやっていくことで評価されます。
「東天運」である大八木さんの命式の中で、一番評価される社会才能星は、「石門星」です。
この「石門星」は、彼の本質を表す中央の星であり、同時に、部下・目下・子供との関係性を表す南の星でもあるから、使いやすい。南の星は、本人の欲望をも表しますから、大八木監督は、「石門星」的に行動していると気持ちいいのです。
「石門星」とは、”みんなで守ろう”という集団的守備本能の強い星。
チームワークを重んじ、リーダーシップをとることができます。ときにはチームのためにドライな判断も下します。
中央の本質の星と、南の目下の星が同じなので、目下とは対等感覚、よきライバル。ときには、大人げなく張り合ってぶつかることもあるかもしれませんが、上下感覚は薄く、チーム感覚なので、監督ががんばれば選手もがんばる、いわば”部活仲間”として磨きあってチームは強くなります。
社会面を表す東と、目上・最終的な価値観を表す北の星は、頑固一徹、個人的守備本能ダントツな「貫索星」。
大変、守り意識の強い頑固な監督さん。組織・集団の中で、他人に流されることのない自分の人生を築いていきます。
ただし、そこに伴う従星は、「天庫星」(5点)、「天堂星」(8点)、「天胡星」(4点)、合計17点で、押し出しはたいして強くない。はげしく檄を飛ばしながら、流れにあわせていく精神性の持ち主です。合計点が高くなくても、5⇒8⇒4という推移の点差が小さくて心が動揺しにくい。
「天庫星」はコツコツ研究気質を表し、働き盛りに回る「天堂星」は老人星で、”ワシもそれなりに経験あるし若いもんをうまく導いてやるとするかね”みたいな?!長老性。背後に控える「天胡星」は夢見る星で、子供っぽい不安と計算とロマンチックな心を持っているので、若い人と感性が通じ合う部分のある長老ですね。
そうして、ひとつだけある精神性の高いマイペース星「鳳閣星」が、”まぁなんとかやっとこう”と、一見、のほほんとした姿勢で、みずからのストレスを軽減し、実は、鋭い観察眼で、周囲を冷静な目で見てバランスをとっています。この星ひとつあるだけで柔軟性が出て、石門星と組み合わさると(頑固者なのに)人の輪が広がります。
もちろん、学生アスリートを統率するのと、政治のリーダーシップを同じに語ってはいけませんけれども、ただ、
リーダーの本気度が伝わるかどうか、
そこが大事なのではと思えるのです。
(たとえ、それが本心と異なり少しの演技が入っていたとしても、それでも)
本気度が伝わってこないと、
人は動きません。
…中島みゆきさんの歌からは本気度が、ボンヤリした田舎の高校生にも伝わってきました。”♪ 途(みち)に倒れて誰かの名を呼び続けたことが” あったのでしょうか、みゆきさんは。ちょっとうかがってみたいこと(^.^)
と、今年もブログのほうはゆるっとまいりますけど、よろしくお願いいたします。
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コメント
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ゆうさん、お立ち寄りくださりありがとうございます(^.^)
中島みゆき、中森明菜、、、わたしも全くその路線でしたねぇ。
しかも、ゆうさんは10歳で?! だめだめだめ! 笑
困った困った。
ユーミンはだいぶ大人になってから。というか最近たまに聴いて踊ってます。
宮本浩次さんがカバーした「赤スイートピー」もよいなぁ、とか。
ブログに以前、書かれてましたよね。研ナオコさんのことと、それからみゆきさんのこと、「こんな美人がふられますか…」の件。
わたしも同じこと感じてました。
ジャケット写真見て、「よほど工夫してキレイに見えるように撮っているのだろうか」とか裏の裏まで考えたりして貴重な時間を浪費していたー いやいや、貴重な時間の使い方だった、の、でしょう… 本年もよろしくお願いいたします('◇')ゞ
免疫力下がってると感じるときは、ゆうさん&猫ちゃんズの家へ直行していますよ。
投稿: 恵美花 | 2021年1月19日 (火) 18:24
更新、楽しみにしておりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
そうでした!わたしも中島みゆきを10歳で聴き始めてしまい、すっかり恋愛と失恋は
セットに…そうか、中島みゆきのせいだったのか~(笑)そして思春期に中森明菜の「難破船」とかでダメ押ししてしまいました(笑)
ちなみに「わかれうた」と「あの娘」と「誘惑」をすらすら歌ってるような子供でした。
研ナオコが歌う「ガラス窓」とか最高ですよね。テレビに出てなかったのでみゆきさんのお顔を知らず、はじめてお顔を見たときは「こんな美人がふられますか?!」と子供心に思ったのも覚えています。
ユーミンと聖子ちゃんに惹かれたらちょっと違ってたなのかな、と思うことがあるんですが、こればかりは惹かれたのだから仕方ないですよね(笑)
投稿: ゆう | 2021年1月19日 (火) 17:24