満月考、徒然なるままに
中秋の名月が美しかったですね。
色々な出来事があっても、大勢の人が今、同じ月を見ているんだろうなと思うと、なんだかホッとして。見惚れていました。
性格も生まれ育ちも考え方も違う人たちであっても、
大昔の人たちも、月を見上げる心の動きは似たようなものだったかもしれません。
今朝、ラジオを聴いていたら、あるミュージシャンが「かなしいときは、歌ったり踊ったりする」とおっしゃっていて、
それって、五行説の考えに合ってるジャン♪と思っておもしろかった。
五行説とは、惑星や季節、方角、音、色、味、臓器、欲望、徳、刑罰などなど、有形無形問わず世界の万物が木・火・土・金・水という五種類から成り立っていて、それぞれの五行が消長し、結びつき、循環することによってさまざまな現象が現れるという考え方。
その五種分類によると、
かなしみの感情は「金性」、歌ったり踊ったり生を謳歌して喜ぶのは「火性」に該当します。
金性と、火性の関係は、火剋金(かこくきん)。火は、金属をあぶって溶かし、弱めたり鍛えたりする(剋す)。
金性のかなしみは、火性の喜びで弱めることができる仕組みです。
かなしいときほど、声を出して喋ったり詩を書いたり自分を表現して、あるいは、おいしいものを食べて体を喜ばせることで、かなしみを弱められる、と考えてもいい。
さらに言えば、残ったかなしみも、時とともに、金生水(きんしょうすい)、金性が水性を生み出す。岩(金性)から清水(水性)が湧きだす。水性は、恐れの感情である一方で、工夫する知恵でもあります。
かなしみの心から学んで、恐れる心に向き合いながら知恵を増やし、現実世界(木性)へ循環していきます。かなしみを糧にして乗り越えます。
行動した結果(金性)、うまくいったり失敗したりするから、工夫するようになって(水性)、また明日を迎えられるのです。
こういう考え方を、昔の科学・迷信とひと言で片づけるのも、そう、信じるか信じないかはあなた次第…ですけど、
昔から人は、工夫して乗り越えようとしていたということは、考えてみてもいい。
そもそも五行説はどうして「五」なのか。
指折り数える人間の指が五本であることに関係しているでしょう。十進法が両手の指の数と関係しているのと同じように。
身近な観察から、人はさまざまに思考し試行錯誤したのですね。
何があっても、のりこえていけるように?
小さい頭が雑念でいっぱいになってきたら、わたしは空を見ます。雲の形の移り変わりがクリエイティブで見飽きませんね。
最近のテレビのニュース番組など見るとガックリする。けれども、
すべてを託せる人物などいませんし、たとえ尊敬している人だって変節する可能性はある(それが悪いとは言いきれず。変化できることも知性かも)、
正しいか正しくないかの判断がつきにくい世の中、
あーよくわからん!お偉いさん方にはがっかりだよ!と感じて、思考ストップしてしまいそうになるけれど(わたくしだけ?)
そんな今だからこそ、流れは、庶民の時代へ向かっているのでしょう。
?
自分たちで決めなければいけない、決めていく時代。自分たちって誰。身近な人、遠くの人、国籍、民族、考え方は違っても、おもしろい世の中がいいなと思える人たち、
誰かに頼る時代ではなくて、自分の知恵や勘みたいなものを頼りに生き延びていく時代、
だからますますこれからは、考え方によって生き方の差が出てくることでしょう。
報道番組の途中で「もういいよ」(そもそもそれは報道なの?!)ブチッ!とテレビを消してしまいがちなわたくしなのですけど、
シラケていてはよろしくないね。
ないものねだりはやめて、
歌ったり踊ったりするとしましょう。
考えること、自分の感覚を放棄しないように。
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