自立を促す知ることの不思議な喜び
昨晩は深夜の津波警報に驚きました。
それからトンガで昼間、火山噴火のあったことを初めて知ったのですがこわかった。危機意識より眠気が勝るような自分もこわかったのですが。早々目覚めて国内被害のほぼないことにホッとしつつも、かの国の通信網が寸断され状況が伝わってこないことを知り不安、被害最小限であることを祈るばかりです。
わたしたちが生きているように、地球は生きていて、
いろんなことあるなモー、死ぬまで生き残ろうね。
東大前で受験生を含む3人が高校2年生に刺された事件について、TBSの番組でビートたけしさんが
「(最近、事件を起こせば死刑になるとか人を道連れにするとか?)人に死ぬことまで頼むのはどういうことだと思う。最後の責任は取れよ」といった発言をされていて、大きく頷いていましたわたくし。
人を道連れにする人はさみしいんだよね。全く肯定しておりませんが、占いブログらしく書いてみると、
さみしい心は、算命学の星で言うと「調舒星」(陰の火性)。
調舒星とはセンスがよくて細かいところによく気づき一つのことを完璧をめざして深めていく気質を持っています。専門家向き。その反面、悪く出ると、潔癖すぎて感情的になったりひきこもったり理解してくれない相手を恨む心が出ることもあります。
この星のよい面を積極的に稼働させると、次に続く星の性質もよい面が出やすくストレス少なく過ごしやすい(星の陽転)。その反対で、星のよい面を出せないと、次の星も悪い面がでやすくトラブルにつながりやすい(星の陰転)という仕組みがあります。
この考え方がシンプルで色々なことをとらえやすくて、わたしは大好き。
木性⇒火性⇒土性⇒金性⇒水性⇒(もっかどごんすい)という順番で、それぞれの「五行」は循環します。水性はまた木性へつながります。
陰転のプロセスを、木性から順に書いてみます。
☆自己確立(陽の木性「貫索星」)ができていないと、感性鋭い気質(陰の火性「調舒星」)が荒ぶり自分のことをうまく伝えられない(調舒星の陰転)
☆自己表現できないと、魅力や信用(陽の土性「禄存星」)が形成されず世の中から軽んじられていると感じて自意識が満たされない(禄存星の陰転)
☆世の中に認められない不名誉が、プライド(陰の金性「牽牛星」)を傷つけ不満が生まれる(牽牛星の陰転)
☆プライドが傷ついたままだと、破天荒な行動(陽の水性「龍高星」)、極端な場合は猟奇的な犯罪につながることもある(龍高星の陰転)
☆そんな犯罪をしようものなら、仲間やチームを作ること(陰の木性「石門星」)もできない(石門星の陰転)
☆仲間ができないと不安定でたのしく過ごすこと(陽の火性「鳳閣星」)もできない(鳳閣星の陰転)
☆自然体でバランスのとれた生活ができなければ、貯蓄したり家族を持って堅実な生活(陰の土性「司禄星」)もできない(司禄星の陰転)
☆資金や準備がきちんとできていなければ、目的を目指して前進(陽の金性「車騎星」)ができないでカッカする(車騎星の陰転)
☆感情的で前進行動できないと、生活の知恵(陰の水性「玉堂星」)も働かず失敗しやすく(玉堂星の陰転)
☆結局、自己確立できない無責任人間のまま(貫索星の陰転)。つづく
人生双六みたいじゃないですか('_')?
このような考え方を算命学の学校で教わったとき、おもしろく感じて何かがストンと腑に落ちて気持ちよかったことを思い出します。
本来、学びとは、知ることととは、気持ちのいいことのはずなのです。
ということで、算命学に興味とお時間ある方は、上の例を、逆に、一つ一つの星のよい面を意識的に稼働させることで”陽転”したらどうなるかを想像してみてください~(^.^)
どこから始めてもよいのですが、
例えば、学びの「玉堂星」から初めてみましょうか。自分が好きなことや身につけてみたいなぁ~と感じることを学びます。学びは、五行で言うと、陰の水性「玉堂星」ですから、それに続くのは、陽の木性「貫索星」になります。陰⇒陽⇒陰⇒陽と続くのがスムーズな連結。
玉堂星を一生懸命燃焼させて、何でもいいから少しずつ技術や知識を覚えたり、前は知らなかったことを知って理解できる喜びを得たりすると星が陽転。そうすると、独立心が身につく。任せられれば一人でやれるし、同じような意志ある人となら協力しても行えるということになると貫索星が陽転します。続けてみませんか?
幼少時から学校、勉強嫌いで、当時そこそこ難しかった大学に受かって上京するためにガリ勉したわたくし、受験勉強が苦痛でしかなくその反動で大学時代もたいして勉強しておりませんので偉そうなことを言えないのですが、(一人で本を読むのだけはずっと好きでしたが)
本来、学びは快楽だと思うのです。今は実地勉強を含む手相・運命学も語学学習も気持ちいい。
そういうことを書かれた本がありました。
哲学者、詩人、エッセイスト、登山家、絵も描かれた串田孫一さん作品集「緑の色鉛筆」(平凡社)の中の「知ることについて」という文章です。
小学生に虫や植物の名前を聞かれ答えると大変満足そうな顔になったことが書かれ、こう続きます。
「これだけのことを知っていないと笑われるとか、現代人としての常識に缺(か)けているといわれそうな、ただそのために知るのであれば、外部からの強制的な力によって知ることを努力しているに過ぎません。そういう人は自分はどうでもよいのです。笑われる、馬鹿にされるという理由だけで動いているのです。それでも全くの無関心な状態に比べればいいでしょうけれども、しかしそうして知識を得る時には喜びはなくてむしろ苦しみがあるばかりだと思います。」
最後に私事ですが、どこかで落としてしまった猫の懐中時計が、新宿三丁目の駅に届けられて無事戻ったということが先日ありました。感激しました。いっぱいのありがとうの心が空気に伝わって届きますように。
こんなにも悪いことばかり続いていると数え続けると不思議と増えていきますから、それでもこんな面白いこともあったと数えあげて星を陽転、ダークサイドに負けないようにすることも大事。え、まじめに書いておりますよ。
ともかくは、安心して眠ることのできる夜を長く過ごせますように、わたしもあなたも、知っている人も知らない人も遠くの人たちも。おつかれさま!
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