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2022年12月

2022年12月31日 (土)

時は止まらず、切り替わる

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ウサギが出番を待ち構えております。

黒豆(らしき)も煮えました。

紅白歌合戦も始まりました。今年は藤井風さんと安全地帯さん目当てで見ようかな。

 

それぞれの大晦日をお過ごしのことと思います。

今年も言葉を失ってしまうような出来事に事欠かない一年でありました。

そんな中でわたしたち、よく生きてきています。ほんとうにお疲れさま。

 

20221229_134820
(2023年のカレンダー)

 

新しい年も困難はあるでしょう。工夫と協力で、ユーモアと楽しむ心で、しぶとく、かけがえのない時をともに過ごしていきましょう。

あたたかくしてよいお年をお迎えください。

 

当方、新年5日(木曜)より通常業務をおこないます。

来年は短い文章をうまく書けるようになりたいです(^.^)

 

 


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2022年12月20日 (火)

道筋を整える、2023 癸卯年に向けて

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寒いですね。お元気ですか。

 

来たる新年「癸卯(みずのと・う)年」について何か書こうと考えていて、

干支(かんし)について学びはじめた頃に読んだ基本のキともいえる本を改めてめくってみたのでした。

干支の活学」(安岡正篤 人間学講話 プレジデント社 1989年発行)。

1963年から毎年、その年の干支をとりあげて国内外の情勢予測や指針を説かれた本です。

さすがは多くの政治家や実業家と親交を結び、向かうべき道を示したという先生らしい言葉にハッとさせられる部分が多々ありました。

 

例えば、「楽観」と「悲観」について。

今から50年前(昭和38年当時)の日本の諸問題を挙げて、日本は楽観すべきか悲観すべきかという話になり、

「何事も楽観の方がよいに決まっております。(中略)しかし、本当の楽観は悲観があって初めて成り立つものであるということは、哲学的にもはっきりしていることであります」

と、目を背けずに"きちんと悲観する"ことの重要さが述べられています。

悲観ができてこそ楽観ができる。(中略)今の日本は、親身になって考えれば考えるほど悲しまざるを得ない。状態があまりにも深刻すぎる。これを多くの国民が親身になって悲しんでこそ、初めて楽観することができるのであります。」

 

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(手相鑑定講座修了日 お茶会)

 

今も同様の混沌の時代に、例えば安岡氏のような、高いところから国のあり方や方向性を示せる思想家、指導者がいるのだろうか。

精神の指針を失った政治家諸氏は行き当たりばったりに右往左往しているようにも見受けられる。

まぁでも、本に書かれた50年前の状況を読んでいると、

今も驚くほど変わっていないようなので、人間がふがいないことは仕方のないことなのかもしれない。

「殺された側は問題にされず、殺した人間をどう始末するかということの方が喧(やかま)しく論議され、この点では似而(えせ)非人道論や社会責任論が幅をきかして、殺し得、殺され損のような事例が多すぎる。」(同書)

現在も同じ状況では?

「政界を見ても、まず議会そのものが実に道筋が通っておらない。(中略)また、至るところ派閥闘争が行なわれて、選挙を見ても、どうも道筋の通らぬものが多い。混乱が多すぎる。大事な教育の問題にしても、日本の教育ほど筋の通っておらぬものはない」。

センセー、人は変わらないいきものなのですかー。

 

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(自由が丘駅前のライトアップ)

 

…ふがいないわれら、その現実から目をそらさずにしっかり悲観して、少しでも楽観できる状態にするように向き合っていきたいものです。

 

"様々な変化の波に応じて守る"2022年「壬寅」年も終盤戦となりました。

今年もよくがんばってきましたね、わたしたち。

ウイルス関連や世界情勢への不安、辛抱は終わらないけれども、"伸びる寅年"にふさわしく人々の動きは大きくなってきたように感じられます。

来たる2023年は、東洋運命学では正式には2月4日(立春)から新年「癸卯(みずのと・う)年」となるわけですが、

さらにその翌年2024年、新しい大きな動きがおこる「甲辰(きのえ・たつ)年」に備え、ベースを整える年にあたります。

 

うさぎ年の「(う)」とは、本来は、茂った草木、萱(かや)を表し、また、「卯」の漢字は左右に開くの形にかたどります。生い茂った雑草のような煩わしい状況、課題、心配事をかきわけて整理すれば、視界が開けて、門が開く。

門が現れたら、道具を選んで思い切って通り抜けます。

門を開く道具は、「(みずのと)」、です(^.^) 水は知性、生活の知恵を象徴。

他人の考えを参考にはしても寄りかからず流されないで、自分で見て調べて感じて自分の頭で考えることがますます大事になってきます。

 

」には、ものごとを「揆る(はかる)」、「測る」という意味もあります。

川水や雨水がいったん流れ出すと勢いづいてなかなか止まらない。だから、流れ出す前に、状況をよく測り考え整理して道筋を決める必要があるということ。道を整え向かう方向を決めれば、おのずと勢いがついて発展につながる。

逆に行き当たりばったりに動き始めると、水流が濁流となって氾濫するように、収拾がつかなくなってしまう。

また水は、水をいれる容器にあわせて四角にも丸くもなるでしょう。それにならって、環境に応じて周囲の人と助け合いながら進むとスムーズです。


新しく開いたところへ川の流れのように一途に進みたい。進む先はどうか少しでも平穏な地であってほしい。

小さな湧水が草地を分けてやがて大きな流れとなり新しい道を形作っていく。その道のりは険しいけれども、停まっている水たまりも雨が来れば動きだす。小さな人々、個人個人の生活の知恵と思い切った行動が力となることを忘れないでいよう。


なお、2023年は、年男年女である卯年生まれ、そして未年、戌年、亥年生まれの方にとっては特にスタートによい年。滞っていたことを手掛けると進んでいきやすい。新しい出来事や出会いも多いことでしょう。守備本能の強い「卯」の気質にならい、慎重に流れに沿っていきましょう。

寅卯天中殺グループの人は、引き続き運勢不安定な天中殺の年にあたりますので現状維持で。あせらず無茶せず協調姿勢で継続することが福を呼びます。身近な人との関係を大切にして趣味やプライベート時間を充実させることもおすすめです。

 

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…このところの寒波などのせいで、体調を崩している人も少なくないようです。

慌ただしい頃と思いますが、あたたかくして、時間は年明けも続いていくのですから無理せずに、穏やかに過ごされますよう願っています。

当方、年内業務は29日までおこない、新年は5日から始めます。

 

あたたかなクリスマス、年末の日々でありますように。ちょっと早いけど Merry Christmas☆彡 

しっかり悲観して 楽観に向かおう。皆さま、ご無事でね。

 

 


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