理解しあえない淋しさと温かさ。
先週末に郷里、日本海側の小さな街へ帰省したのですが、この季節にしては珍しい吹雪で特急が止まり、翌日は落雷の影響で新幹線が止まり、なーかなか帰ってこれませんでした(゚ー゚)
ちょいと山を越えたところなのに、今回は遠く感じられました。東京へ戻って朝を迎えると、寒いのだけれどすごく明るくて、陽の光の恵みの有難さを感じました。
自然の厳しい土地で生きる人たちはたくましいです。「ここで生かされているのだから」と言う言葉を聞きました。
交通の便の悪い山間部の本家に親族が集まり、さしさわりのない近況報告をしあって。
「元気でね」、「お互いにね」。
そう言い交し、今度いつ会えるだろうと別れてくる。戻らない時間への感傷と、どこか解放感。
もしかしたらまるで理解しあっていないかもしれないのに、血縁というだけで親しみが醸し出される不思議さ。そんな、心地よくもおさまり悪い関係性の中で、ひとりでなく構成員としていられることの有難さと窮屈さ、理解しあえない淋しさと温かさ。
寒さと人の生き死にの濃厚な感覚と行事につきものの手持ち無沙汰のせいで頭が変な回転したようで、つらつら想っておりました。
…話変わって。
当仙習院修了生でもある占い師の鈴実千花さんが、拙書「基礎からわかる手相の完全独習」をブログで紹介してくださいました。⇒コチラ。
べた褒めされているようで恐縮ですが、ポジティブシンキングな彼女に素直に感謝です。
映画好きな実千花さんが日々を綴るテンポのよい文章もおすすめです。最近は精神世界の扉を開いて、ちょっと遠いところまでおでかけしているご様子。愉しそうです。
それから、間もなく手相鑑定講座を修了するいつきれもんちゃんが(「ちゃん」付けで呼びたくなる名前)本とわたくしの写真を載せてくれました。⇒コチラ。れもんちゃんも澄ました顔で載っています。ありがとうございます。
ブログを始めて間もないそうですが、日々の学びや交流がさらりと豊かに綴られて愉しいです。名前の音から人を知る「ことだま」や数秘術や様々な話題が尽きないために、授業が遅れているのがわたしの悩みです(゚ー゚; でも不思議とコツをつかんでいるご様子。もうすぐ修了、さみしくもあり、今後が楽しみです。
受講生の修了間際は、いつもそんな気持ちになります。
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